みそ汁と新聞カフェ
今朝は6時に家を出て、いつもなら素通りする天神北で都市高速を降り、コインパーキングに車を停めた。
まだ薄暗い天神は、人も車も、まばら。
夜が浄化した冷たい空気に満たされる渡辺通を早歩きで南下し、エルガーラ1階に入る。
あさげの香りが漂うカウンターに並び、500円と引き換えに、玄米ご飯のおにぎりと温かいみそ汁、それに、朝刊を受けとった。
私も含め10名ほどの人たちが、テーブルについて新聞を読みながら、みそ汁をすすり、おにぎりをほおばるという、現代日本人の暮らしからずいぶん縁遠くなりつつある朝食風景が、なぜか天神のど真ん中で繰り広げられている。
店内(?)には、知った顔がチラホラ。
夫婦で駆けつけた稲益先生と他愛のないおしゃべり。
堀米さんと二島さんは、せっせと味噌玉ワークショップの準備中。
吉田くんは、まわし読み新聞を取り仕切る。
少し遅れてきた安武さん親子が、味噌玉に使う鰹節を削りはじめたが、削り器の刃こぼれのせいか、スムーズに削れず悪戦苦闘している。
それを見た私も、持参したマイ削り器でお手伝い。
その後、堀米さんと二島さんにおしゃれな味噌玉の作り方を伝授して頂いた。
うわさの「みそ汁と新聞カフェ」は、どこか懐かしく、それでいて、知恵や情報を分かち合える有意義な空間だった。
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