プリウス心停止?

金曜の夕刊にトヨタプリウスのリコールに関する記事が掲載されていた.インターネット上*1でもその情報が掲載されている.
内容は,エンジン起動に関わるコンピュータープログラムの不具合のため,走行中に突然エンジンが停止するというものらしい.ランニング中の心臓発作のようなものである.それは怖いが,エンジン停止してもモーター走行が可能なので安全性には問題ないらしい.
日常,仕事やプライベートで使用しているパソコンの場合,コンピューターの不具合はいつ起ってもおかしくないので,データのバックアップはこまめに取っている.しかし車となると,不具合の発生は人の命に関わる問題になってくるし,個人的に対処できる問題でない.現代の車ではコンピューター制御されている部分が多く,ABS(アンチロックブレーキングシステム)や横滑り防止機能なども含まれている.コンピューター制御部分の安定性は,これからの車の安全性を追求する上で最も重要な点になるであろう.
トヨタ車のリコール情報の迅速性や透明性はある程度評価しているが,これからも消費者の信頼を損なわないよう,メーカーの更なる技術更新に期待したい.