2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

特別講義 in 福岡ビジョナリーアーツ

幾田淳子先生のご好意により、福岡ビジョナリーアーツ(http://www.va-f.ac.jp/)のフード概論という講義で、生徒さんに1時間のお話をさせて頂いた。 料理は技術だけではない。 料理はこころ。 その思いを分かって欲しい。 私自身はあまりすぐれない体調だ…

食軸塾 in ムラカミホーム

野菜は作り方で味が変わる。 栽培法の異なる目の前の野菜をその場で獲って、食べ比べて、それが真実だと分かった時の感動と戸惑い。 こんなに味が変わるなんて…… 私たちが食べていた野菜って、いったい…… 7月下旬。 元気野菜の真実に感動した皆さんの反響は…

本日の料理〜塩糀と甘糀の貝汁

糀の旨味と貝の出汁の融合レシピ。 無農薬無化学肥料栽培で、超甘〜〜〜い元気トマトも入った和風イタリア〜ン♪ とってもヴォ〜ノ〜な一品でした。

本日の料理〜スパゲッティーノ・ラグー・アッラ・ボロネーゼ&ジェノベーゼ

イタリアのメルカートで買ったパルメザンチーズ1Kg。 重い思い(ん?駄洒落だ)をして持ち帰ったのだから、食べなきゃもったいない。 3年熟成タイプで旨味が濃く、そのままでも酒のつまみとなるが、是非とも削りたてを料理に使いたい。 ……ということで、今…

元気をくれる元気ごはん

最近、毎週木曜の夜は楽しみが増えた。 木曜。 TNCももち浜ストアの“元気ご飯の日”。 そう、幾田淳子先生が出演される日。 帰宅後、録画した番組を見るのが楽しみなのだ。 最近の“元気ご飯の日”では、料理番組なのになぜか笑いが起こる。 共演者が笑う。 …

本日の料理〜鰯のさんが焼、きびなご揚

今日も妻より先に帰宅。 次女が一人、お腹をすかせて家族の帰りを待っていた。 昨日、鯛といっしょに買って冷蔵庫で保存していた鰯ときびなごを調理。 三枚におろした鰯を塩糀でねかし、酒、生姜、ミョウガ、葉ネギ、糀屋の熟成味噌と叩いて混ぜ合わせる。 …

本日の料理〜塩糀でアクア・パッツァ

イタリアから日本に戻ってよく思うこと。 美味い魚が身近にある幸せ。 イタリアで肉料理に飽きた頃、どうしても魚が食べたかった。 しかし、観光地ではなかなかお目にかかれない。 たまたま見つけたとしても値段が高いか、もしくは塩の利いた塩漬け、オイル…

生徒が自ら企画した弁当の日

今年6月27日。 私は愛媛県松前町立北伊予中学校のPTA会長Kさんの依頼を受け、 全校生徒に「食卓から始まる生教育 〜食べものでつながる命、育つ心〜」と題して話をさせて頂いた。 炎天下の体育館。 蒸し風呂のような暑さの中、 私は汗だくになりなが…

イーハトーブ農学校の賢治先生

“イーハトーブ” 宮沢賢治が心に想い描いた理想郷です。 注文の多い料理店、セロ弾きのゴーシュ、銀河鉄道の夜…… 童話作家、詩人として著名な宮沢賢治。 彼の最初の仕事は、稗貫農学校(後の県立花巻農学校)の教師でした。 4年4ヶ月の教師生活。 彼の童話…

イタリア旅行記〜お礼

昨日、イタリアの旅から無事帰国致しました。 2週間 一人旅には慣れていますが、 その一人旅で一番憂鬱なのが「一人で食事をする」時間です。 どんなに美味しくても、 どんなに感動しても、 それを共有する相手がいなければ、その喜びは半減します。 残念な…

イタリア旅行記〜10(最終回)

イタリアの市場、“メルカート”は、言わばイタリアの台所。 ローマとミラノでメルカートを散策した。 ローマで訪れた市場は、テルミニ駅からヴィットーリオ・エマヌエーレ2世広場へ向かって徒歩2〜3分の距離にある屋内常設市場。屋外からは市場であること…

イタリア旅行記〜9

ミラノ。 今回の旅の最後の訪問地。 2週間の旅を振り返って、最も印象深かったことがある。 それは、本場イタリア料理の価格とクオリティーのバランスがそれほど良いとは思えないことだった。 昨日、ミラノのドゥオーモ(大聖堂)付近のカフェテリアで食べ…

イタリア旅行記〜8

ローマ偉大なる歴史を誇る街。 ならば歴史の勉強を…… となるのだろうが、にわか勉強は身に付かないのが常。 フィレンツェからユーロスターで到着したのは土曜の昼過ぎ。 明日は日曜。 滞在期間の“ローマは休日”。 多少旅の疲れも溜まっていたが、ある遊びを…

イタリア旅行記〜7

シンポジウム会場のホテルのすぐ近くに小さなピッツァリア(ピザ専門レストラン)がある。 ホテルから徒歩で1分という立地条件もあり、ペッシャに滞在中3回もここで夕食を食べた。 ピザとパスタ中心のメニューだが、石釜で焼くピザと魚介類を使う料理が美…

イタリア旅行記〜6

国際ユリシンポジウムの3日目はテクニカルツアー。 イタリアで二番目に大きいという、ペッシャ市内のフラワーマーケット。 観賞用植物がイタリアの内外からこの場所に集まり、そして散らばっていく。 日本でお馴染みのものもあれば、見たことないようなもの…

イタリア旅行記〜5

フィレンツェから電車で1時間。 郊外の小さな街ペッシャ。 そこに世界16カ国から約90名の研究者が集まっている。 国際ユリ属シンポジウム。 “ユリ族”ではない。 “ユリ属”。 ユリを研究するマニアックな人による極めて真面目な研究交流の国際会議だ。 世…