2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

レンコンがレンコンになる時

弁当の日つながりで今年知り合ったばかりのTさん(新潟在住)より特産のレンコンを頂いた。 彫り上げたばかりのレンコンはシャキシャキとした歯ごたえが市販のものとは比べものにならないくらい強く、美味い。 「レンコンはなぜレンコンになるのか?」 その…

九十九島

野生カノコユリの種子採集。 九十九島に自生するカノコユリの種子を採集を、地元の水族館の調査船”かのこゆり号”でおこなった。 チャーター船で研究材料を採集して廻るという、人生初の貴重な経験。 急なお願いにもかかわらず、水族館の若手スタッフ三名の献…

開けてびっくり!

「差し支えなければ、“うちの施設”にお泊まりになりませんか。宿代が安くすみますから。」 ふるさと自然の会の代表であり、佐世保市職員のKさんのそのお誘いに甘えて、“うちの施設”に泊めて頂くようお願いした。 開けてびっくり。 “うちの施設”とは、Kさんが…

あこがれの甑島へ

自生カノコユリの種子採集のために甑島へ。 人生初甑島。 午後2時、下甑島に上陸。 島民であり、薩摩仙台市役所職員のHさんの案内で旧鹿島村管内を廻る。 Hさん「明日、どうされます?」 私「島の南部でも採集できますかね?」 Hさん「それでは、私が、役場…

大学生版「あの時の、あの食事、あの弁当」その2

小学校の運動会。 私の母は大量に「唐揚げ」を詰めてきてくれた。 私が大好きだったからだ。 普段はあまり作ってもらえない「いなり寿司」も美味かった。 運動会の弁当はどの家庭でも想い出に残るものである。 私のお弁当の思い出は、小学校の頃の毎年の運動…

大学生版「あの時の、あの食事、あの弁当」その1

私たちは3日前までの食事さえ思い出すことが難しい。 「食べることは生きること」なのに。 でも、1ヶ月前の弁当の日につくった料理や食べた料理は思い出せる。 それは、食べてくれる人のことを考えながら作るからだろう。 そして、作ってくれた人のことを…

少人数ゼミ受講生の食事事情

私「では、その後に、最近3日間の食事を書き出してください。」 学生「えぇ〜〜〜〜っ」 そう。 食べたものを思い出すことは難しい。 昨日ならまだしも、一昨日、3日前となるとなかなか思い出せない。 「食べることは生きること」なのに。 でも一生懸命に…

小ゼミ弁当の日

小人数ゼミ。 前半は、昨日のフィールドワーク(FW)を振り返えり、後半は、「弁当の日」について考える。 最低1回、多い人は2回、FW(10/18と11/15)をとおして体験した「弁当の日」。 「どんな思いでつくりましたか?」 普段料理をしないので…

どんぐりの森をつくろう

河東小まつり

紅白歌合戦出場経験をお持ちの本田路津子さんをお招きしてのミニコンサート。 子どもたちと一緒に歌った「ビリーブ」「一人の手」。 「見上げてごらん夜の星」など、懐かしい歌も聴けて、お母さんやお父さんたちも大満足。 企画してくださった校長先生に感謝…

花束と弁当

最近、食育講演でいろいろなところに呼ばれるようになって嬉しいことのひとつ。 花束をいただくこと。 これまで、 花束を贈る機会は多々あったけれども、 贈られる機会はほとんどなかった。 今年よりも前に最後にもらったのはいつのことだったか。 今年はも…

スライドショー封印

スライドショー。 マダム美智子先生に出会って以来、 今や私の講演、講義には欠かせないツール。その醍醐味は…… 語らずとも伝わる 画像をとおしたメッセージ性がある 音楽による癒し効果がある 話の間が取れる ……など。 1回の講演で3本のスライドショーを…

タネのないブドウのタネ明かし(その2)

品種登録は、順調に行けば、今年度末頃には完了するとのこと。 来年度以降から九大ブランド商品として、どのような方法で生産拡大や市場開拓をおこなっていくのか、現在関係メンバーで話し合っている。 その中で「商品名をどうするか」という話題がよく上が…

タネのないブドウのタネ明かし(その1)

学生時代。 ワインとその原料であるブドウに興味をもった私は新しいタイプの種なしブドウの育成に関する研究に携わり、卒業論文と修士論文を書いた。 種なしブドウと言えば、デラウェアやピオーネがよく知られている。実は、デラウェアもピオーネも本来は種…

いのちのうた第2章・親が子に遺せるもの

安武千恵さんの追悼コンサート この日は、小学校での講演予定だったので、 コンサートに参加することはできないはずでした。 その講演がインフルエンザの影響でキャンセルとの連絡があったのが2日前。 「コンサート。是非、来てください」 と天国の千恵さん…