Cotinus coggygria _ Campus Plants
ハグマノキ(ケムリノキ・カスミノキ)/ 白熊の木(煙の木 霞の木)
Anacardiaceae / ウルシ科
presented by momi , photo by mich.katz
花を終えた後、花柄が細く糸状に伸びる変な木です。はぐま(中国から渡来したヤクの尾の白い毛)でつくられる仏具の払子(ほっす)のような形になるのでこのような名がついたと言われています。
今日、私が発見したときは、雨露に濡れ、キラキラと光を反射して非常に美しく感じました。
庭木として利用されるほか、切花用としても栽培されています。
ところで、この木はウルシ科の植物です。その樹液に、多少なりとも「ウルシオール」といって、人によっては非常に強いアレルギー反応を起こす原因物質を含んでいます。
特に、一度かぶれた経験のある人が、再び接触すると、激しいアレルギー反応を起こすこともあるので注意が必要です。
以前聞いたのですが、ウルシ科の植物に一度かぶれたことがある人が、目隠しをされて、全く違う植物を渡され、「これはウルシです」と言われただけで激しいアレルギー反応を起こしたのだとか。
真偽は確かではないですが、人によっては激しいアレルギー反応が出るのかもしれません。
えっ? 「ほうき」のような花柄でくすぐられたら、くすぐったいか? それとも かゆいか?
どうぞご自分でお試しください。