Campus Plants _ Sonchus oleraceus
ノゲシ / 野芥子
Compositae / キク科
decorated by momi
ヨーロッパ原産
世界各地に帰化しており
日本への渡来もずいぶん古い時期と考えられているようです
日本中の道ばたや空き地など日本では普通にみられます
JR線路脇の空き地(研究室のほ場)で花をみつけたので持ってきました
本来の開花期は4月〜7月なので,ハルノノゲシとも言われます
しかし,タンポポのようにだらだらと季節を選ばず咲く傾向があるようで
この時期でもこうして咲いていました
oleraceusという小種名は家庭菜園で栽培する野菜やハーブという意味があります
ヨーロッパではサラダとして食するという記述がありますし,
日本でも食料難の時代には
タンポポやタビラコ(春の七草のホトケノザ)と同様に
食していたと聞きました
飽食の時代にこんな雑草を食べようなんて気を起こす人は
ほとんどいないでしょうね
中国では「苦菜」と記すそうですが,
きっと食べた時の苦みがそうとう印象深かったのでしょう
そのときの顔を想像するとちょっとおかしいです
by momi & mich.katz