Camellia chrysantha var. chrysantha _ Campus Plants

キンカチャ / 金花茶


Theaceae / ツバキ科
photo by mich.katz


黄色の花をつけるキンカチャが研究室の温室で開花中.


黄色花のツバキは世界に10種.
それらは中国広西チュワン族自治区雲南省ベトナム国境の低山に集中しています.


キンカチャは耐寒性がないので日本での栽培には温室が必要です.
そこで,ヤブツバキやトウツバキから育成された白色花のツバキ品種と交配することによって,
日本でも育つ黄色花のツバキ(種間雑種)が作られてきましたが,
キンカチャのような鮮やかな黄色花の雑種を育成するのは難しいようです*1


その一方で,野生のキンカチャは絶滅の危機に瀕していると言います.私はそちらの方が気になるのですが……

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【今日までの生き方】
1/13 読書/学童保育学習会準備会議
1/14 学童保育会議議事録作成/学童保育学習会,研究集会分化会準備/読書
1/15 事務仕事/大学院生の研究指導/読書


【今日の教訓】
「ある大学生が,教授に「大学の先生になるには,どういう資格があるのですか?」と聞いたところ,教授は「大学の先生になるのに,資格は必要ありません」と答えるしかなかったというのです.要するに,内容さえ知っていれば教え方など関係ないという世界なのです.幼稚園から高校までの先生たちがどこで「教育」をうけるかというと大学です.これでは,教え方を無視する構造が根強くはびこってしまうのは当然のことと言えます.かなりの部分は,「話を聞かせれば,分かるはず」を前提にした授業や講座が行われており,これでは「学び」の質も量も低いレベルにとどまり続けるはずです.」 吉田新一郎「効果10倍の〈教える〉技術」‥‥‥大学教員がこの点を真摯に受け止め,教え方を改善する努力をしなければ,社会全体の教育や学びが良い方向へ変わって行かないのでしょう.