日本語力と作文力 _ Campus Life

mich_katz2008-02-06



ワンショット 〜 うどんの板?(香川弁当の日視察にて)


「チョコより“ここ”〜バレンタインデーの贈り物」
ホームレス中学生」や「陰日向に咲く」の人気に迫る勢いです!(http://d.hatena.ne.jp/kab-log/20080205

ここ―食卓から始まる生教育

ここ―食卓から始まる生教育


新聞やテレビを賑わす中国産冷凍食品の残留農薬問題。昼食時に研究室スタッフの間で話題になる。


昨日の新聞に掲載された、今回の騒動で回収対象となった商品の商品名が気になると研究室のボスが言う。


“豚肉のごぼう巻き”


「う〜ん。“アスパラのベーコン播き”を思えば、ごぼうで播かれた豚肉ってことですかネ。なかなか斬新な発想ですネ。それ、売れますよ!」


“本場中国肉餃子”


肉が入っていない餃子ってあったかな〜と考えさせるところに奥深さがありますネ。」


“手づくり餃子”


「ということは、今までの餃子はひょっとして足で作っていたのかな?これも奥が深い。」


卒論など論文指導に追われるこの時期、教員も学生も言葉に敏感になる。この時期は“日本語力”をアップする良い機会だ。


どうせなら、ついでに“作文力”も身に付けて欲しい。


「作文する上で大切なこと何かひとつ」と言われたら、私はこう言う。


「作文で大切なのは、“文の流れ”を作ることです。」


文の流れが分からないという人。考えてみましょう。


なぜ文章には“段落”があるのでしょう?


その答えはここ(http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20070703)に書きました。


それでも段落の存在意義がわからないという人。


ちゃんと書かれた(新聞などの)文章を一旦ひとつひとつの文にバラし、最も読み易い順番になるよう組み立ててみてください。


多くの場合、もとの文章のようになるはずです。


よどみない流れになる文章の組み合わせは限られているのです。


それに気付けば、悪文を読まなければならない人の気持ちがきっとわかるでしょう。


(さあ、今日の記事をバラして組み立ててみてください。段落も作ってください。)