夏休みの宿題 〜 みそ汁隊長の復活


夏休みもあと数日のこの時期、小学生は焦っている。
焦っていない小学生の家では、その親が焦っている。


学校の出す宿題も大切だが、子どもが家庭で過ごす時間が長くなる夏休みは、親が出す宿題も大切だと思う。


夏休みに入るか入らないかの頃、小5の次女に私は言った。
「最近、あんた味噌汁つくらんね〜。」
「だって……。」
「食べたいな〜。一回10円でどう?」
「10円!それ貰い過ぎやん。5円でいいよ!!」


今時こんなふうに反応する子どもも珍しいと思うが、
最近、お洒落に興味が出てきて、お小遣いに敏感な次女は即座に反応してくれた。
これで次女の朝の味噌汁作りが復活した。
夏休み期間中、ほとんど欠かさず作ってくれた。
5円で命を和えてくれる次女に感謝。


子どもの成長は日々の暮らしから。