開校記念ビアフェスタ

来週の水曜(8月3日),九大新キャンパス開校記念リレーイベント第1弾,ビアフェスタが箱崎キャンパス地蔵の森で開催される.イベントのメインは新キャンパス地元の酒蔵浜地酒造が販売する地ビールだ.浜地酒造の地ビールは国際ビール大賞金賞を受賞している.アンバーエール,ペールエールピルスナー,スタウトなど種類も豊富だ.個人的には黒ビールのスタウトが大好きだが,当日は何が飲めるのだろう.楽しみである.他に,糸島地域の農産物やそれを素材とした食べ物が販売される.
環境創造舎と私の研究室の有志は,お酒を楽しむ良い機会だからということで,この冬から販売されている九大オリジナル日本酒「九州大吟醸」を角打(かくうち)できる酒屋を出店し,九州大吟醸のプロモーションを行う.
日本酒は浜地酒造から仕入れるが,ただ日本酒を飲ませるだけでは色気がない.スタッフがほとんど農学部なので農学部らしいひねりが欲しいと,舎長やスタッフと話し合ったところ,枝豆,落花生,蓮の実などの調理に手間のかからないおつまみを販売しつつ,店の傍らに植物そのものを展示することを考えた.興味を持ったお客に対し,園芸学を専門とするスタッフがその展示植物を利用して枝豆等に関する作物学的な蘊蓄を傾ける.
さらに,日本酒やおつまみを盛る器は竹で造ることにした.この竹をきっかけにして,放棄された身近な竹林が日本の森林に与える悪影響を舎長の隠し芸,紙芝居で楽しく講義する.
もちろん日本酒についてのレクチャーも付いてくる.
農業や環境のことを学びながら酒が飲める店.なんとも大学らしい企画ではないだろうか.