久しぶりの新キャンパス水田

久しぶりに新キャンパスへ出かけた.環境保全水田の稲刈りだ.未明に雨が降っていたので天気が気になったが,新キャンパへ着くころには晴れ間が覗いていた.
自家用車で少し早めに着いたので,一足先に一人で散策.久しぶりに見るメダカ池は草ぼうぼう.池の水も少ししか入っていない.今日刈る稲が雑草に埋もれていて,どこが水田なのかわからない.それでも稲穂にはしっかり膨らんだ籾が着いていた.去年よりはましかもしれない.
新キャンパスでは久しぶりの活動なので,参加者がどれほどになるか心配だった.予想に反してスタッフ以外の学生参加者が多かった.知った顔もあり,リピーターが増えつつあるのが嬉しい.彼らに,「今日は稲刈りですが,この人数だとあっという間に収穫が終わってしまいそうです.ですから,稲刈りの後は草刈りをしましょう.水田環境保全の一環だと思って下さい.」と告げると笑いが起こった.それほど最初から和気藹々とした雰囲気だった.
私は稲刈りの最中に刈り払い機で草を刈った.稲を刈り終える頃には,水田周辺の草も刈り終え,水田の元の姿が見える様になった.今週はデスクワーク続きだったので,良いストレス解消になった.
環境保全水田の3年目のシーズンが終わった.ウシガエルのオタマジャクシが大繁殖したり,途中で水田が干上がったり,イノシシに蓮田を掘り返されたりと今年もいろいろな出来事があった.それでもまた収穫までたどりつくことが出来た.来年はどんな水田になるだろう?