祖母100歳記念 _ My Life

mich_katz2007-09-04



7月末。祖母が100歳の誕生日を迎えた。先週土曜、親戚が多数集まり祝宴を催した。


100歳の記念祝宴なんて、一生のうちでそんなに経験できることではない。


そう思ったのが2週間前。祖母と親戚が喜ぶようなことが何かできないだろうかと考えたあげく、マイブームのスライドショーの製作を思いつく。九州大吟醸お弁当の日など、いくつかのスライドショー製作をとおして培った能力を活かせば、1日でなんとかなる。


母と叔母の協力を得て、親戚一同に祖母への“ありがとう”のメッセージと祖母との想い出の写真を募る。両親、叔父、叔母、従兄弟、約20名から集まったメッセージをコンパクトにまとめ、祖母が結婚してから現在に至るまでの写真を選りすぐり、祝宴当日の朝3時に完成する。


今回のスライドショーではメッセージの文字表示に動きを加えた。あの内田先生のスライドショーのように、文字が飛んできてスクリーンに張り付くモーションに似た動きだ。出来映えは上々。


しかし、心配がひとつ浮上する。高齢の祖母にスライドショーの文字が見えるかどうかだ。一番喜んでもらいたい人に、感動が伝わらなければ意味がない。


「もしもの場合はメッセージを私が読み上げるしかないな〜」と次善の策を思案しながら、祝宴会場にて祖母と同居している叔母に「おばあちゃんに、スクリーンの文字が見えますかね?」と尋ねた。「全然問題ないよ〜!普段からなんでも良く見えてるから〜」と聞いて安堵。


宴も酣(たけなわ)の頃、いよいよスライドショーを実施。多少、スライド送りにトラブルが生じたがなんとか止まらずに終了した。


「本当にありがとうね〜 嬉しかったよ〜」


そう言って祖母は、細い腕で私の手を握り、感謝の気持ちを伝えてくれた。叔父や叔母にも「よかったよ〜」「涙がでてきたよ〜」「音楽(夏川りみ「花霞」)もよかったよ〜」「忙しいのに、ありがとうね〜」「DVDにして送ってくれんね〜」と大変好評だった。


スライドショーのおかげで、また多くの人に喜んでいただくことができた。内田先生へ感謝。


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