熱の伝わり方 _ My Life

お弁当の日に参加してくださった皆様へ


本日はお忙しいところ、また、遠方より私どものPTA企画に参加くださってありがとうございました。


どんなに良い企画を立て、どんなに良い講師陣を揃えても、足を運んでくださる方が少なければまったく意味がありません。


そういう意味で、今日、参加してくださった方々、一人一人が今回の企画を成功させるためになくてはならない方々でした。多忙なスケジュールを調整し、また、お弁当づくりという面倒なハードルを乗りこえて参加してくださった皆様の真心と勇気に改めて感謝申し上げます。


お弁当の日に対する私どもの思いが、皆様を通じてさらに多くの人と地域へ“伝染”していくことと、またどこかでお会いできることを期待しつつ、皆様のご活躍をお祈り申し上げます。


追伸
正月明けの学童保育の新年会を、“雑煮の日”として保護者と子どもで雑煮作りに挑戦します。
それと、来年は、我が小学校のPTAでも弁当の日をやります。
言った事はいつか叶うと信じて……


……と、“弁当の日 in 宗像”(http://d.hatena.ne.jp/doro_niko/20071117)に参加された方々へ、可能な限り、感謝の気持ちを伝えた。


すると次のようなメッセージをある方から頂いた。

(どんなに良い企画を立て、どんなに良い講師陣を揃えても、足を運んでくださる方が少なければまったく意味がありません。)

  
町の行事などでも参加者を集めるのに大変苦労しています。また、参加者の大半は動員によるものです。多くの方が参加されることが望ましい のはいうまでもありませんし、主催者としては、物足りないと思われたかもしれません。しかし、参加したい意識の低い人が200人集まるより、熱意のある方が50人集まることの方がどれだけ凄いことか。比良松先生はじめ、役員の方々の努力は必ずや報われると信じています。

   
(今日、参加してくださった方々、一人一人が今回の企画を成功させるためになくてはならない方々でした。)

  
比良松先生の思いと江戸時代の屈指の名君、上杉庸山の心境とがだぶってしまいます。



◆ 「小説;上杉鷹山」(童門冬二)から抜粋


深い絶望感に襲われ、灰をしばらく見つめていた。やがて私は煙管を取って灰の中をかき回してみた。すると、小さな火の残りが見つかった。私は、これだっ・・と思った。


この残った火が火種となり、火種は新しい火をおこす。その新しい火種はさらに新しい火をおこす。その繰り返しがこの国でもできないだろうか。・・・その火種とは、誰あろう、まず、おまえたちだと気がついたのだ。


炭の中には湿っているのもあろう、ましてや私の改革に反対する炭も沢山あろう。そういう炭たちは、いくら火吹竹で吹いても恐らく火はつくまい。しかし、その中にも、きっとひとつやふたつ、火がついてくれる炭があろう。私は今、それを信じる以外にないのだ。そのためには、まず、おまえたちが火種になってくれ。そして、おまえたちの胸に燃えているその火を、どうか心ある藩士の胸に移してほしい。


その火が、きっと改革の火を大きく燃え立たせるであろう・・・・。私はそう思って、今、駕籠の中で一生懸命この小さな火を大きな新しい炭に吹きつけていたのだ。


(それと、来年は、我が小学校のPTAでも弁当の日をやります。言った事はいつか叶うと信じて……)


“農協職員から東京大学へ”で有名になられた東京大学の蒲島教授は、

「私は夢に向かって飛ぶ発射台が、普通の人よりもあまりにも低かった。それでも 私はとにかく跳んでみたのである。誰でも夢を見ることはできる。ところがほとんどの場合、夢を夢のままで終わらせてしまう。夢を実現させるには、夢に向かって一歩踏み出すかどうかが問題なのだ」と、語っています。言ったことはきっと叶います。


河東小学校の、そして、比良松先生の情熱と行動力が刺激となりました。今後ともよろしくお願い申し上げます。


こんなに褒めて頂いてちょっと気恥ずかしいとも思うが、それよりも、このメッセージを下さった方の博学多識、洞察力、情熱に頭が下がる思いである。


こうした評価に値するよう、私自身の成長への努力を怠ってはならない。

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