PTA会長の贈る言葉 _ My Life
ワンショット 〜 卒業証書を持って……(河東小卒業式にて)
「私が、この小学校を卒業する時に先生から頂いた言葉を皆さんに贈ります。」
一昨日の河東小学校の卒業式で、私の友人でありPTA会長のK谷さんは、卒業する子どもたちにそう言った。
「それは『思いやり』という言葉です。
小学生の私が当時の担任の先生に『先生も文集に何か書いてください』とお願いしたこころ、先生はたった一言、そう書かれました。小学生の私は物足りなく、『先生、たったそれだけなん?』と聞きました。すると先生は言いました。『K谷、それだけで十分やないか。』と。
今、いじめや悲しい事件が溢れるこの世の中になって、私はその先生が贈ってくださった一言の重さがとてもよく分かります。これから先、大変なこともあるかもしれませんが、みなさんも”思いやり”を忘れず、仲間を大切にして生きていって欲しいと思います。」
私の心に一番響いたメッセージだった。
「私が、この小学校を卒業する時にPTA会長さんから頂いた言葉を皆さんに贈ります。」
10年後、20年後。そんな言葉があの体育館に響くかもしれない。
つながれ、心のDNA。
読みましょう。“ここ”ろのDNA。
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