{催}プロジェクトM・ママさんスタッフデビュー in 宗像子どもまつり


毎年、文化の日に開催される宗像子どもまつり。昨年までは、学童保育のメンバーとして参加したが、今年は、宗像未来プロジェクトのメンバーとして参加。子ども向けのエコ教室を3人のママさんスタッフと担当した。プロジェクトメンバーとの初めてのワークショップだ。


ワークショップをおこなった会場が、子育て支援団体を中心としたブースが並ぶギャラリーということもあり、会場内は、乳幼児を連れた親子連れで賑わっている。予想した客層とは大違い。


そういう客層に小学生向けに準備された内容がどこまで通用するか。初めてワークショップ運営を経験する3人のママさんたちがどこまでやってくれるか。いろんな冒険があった。


大学生司会者が活動内容などについてママさんスタッフにインタビューしてくれるが、それに答えても会場に居る人たちはまったく聞いちゃいない。こういう時は、くどくど説明しないが一番。(はやく紙芝居で子どもを引き付けた方がいいな〜)と、予定した説明をすべてカットして紙芝居へ移る。


「紙芝居をするよ〜。おいで〜。」とマイクで呼びかけると、親子がどんどん集まってきた。紙芝居の引力はスゴい。しかも、K山くん作のオリジナル紙芝居、レジ袋のクローだから、はなしが楽しく、かつ教育的。三人のママさんたちにクロー、男の子、女子大生を演じてもらい、私はナレーション。ぶっつけ本番の割には息がピッタリと合った紙芝居だったと思う。終了後の参加型二択クイズもとても盛り上がった。


その波に乗って……と行きたかったが、その次に準備したセヴァン・スズキの伝説のスピーチ「あなたが世界を変える日」の朗読で、乳幼児連れの親子を引き付けるのは難しかった。ターゲットはもちろん大人。しかし、興味を持って真剣に見てくれた大人でも、内容に付いて来れない小学生以下の子どもたちがグズりだすと、話しに集中できていない様子だった。これは私の反省点。今後のために客層に合わせて使える引出しを作っておいたほうが良い。


さて、気がかりな聴衆の反応は……、
「紙芝居、とても面白かったです。」
「お母さんの読み聞かせがとても上手でした。」
「あの12歳の女の子のスピーチ、良かったです。感動でウルッときました。」
「あのスピーチの出典を教えてください。」
……など、嬉しいコメントを頂いた。


ママさんスタッフの記念すべきデビュー戦。
私からは三人に合格点の“優”をあげたい。