さようなら六本松


今学期最後の小ゼミ。
そして、最後の六本松での授業。



大学に入学してから1年半、私もここで過ごした。
こんな風景も見納めである。


本日はkab_logさんの担当。自分のやりたいことや夢に向かっての行動モチベーションを上げるためのワークショップ。「やりたいこと」に関するマインドマップ作成ワーク、そして、「大学在学中に絶対やりたい」ことを実現化するための29の知恵と協力ワーク。kab_logさんのワークは教員にとっても示唆に富む内容に溢れている。本当に勉強になる。いつか必ず使ってみようという気になる。この2年間、小ゼミに参加して得たものは大変大きかった。私自身が確実に成長させてもらった。


「講義では哲学を語らなければならない。」ある先生はそう言った。


どんなに立派な哲学でも人に理解・共感してもらわなければ意味がないと付け加えたい。


この小ゼミにはそれがあった。彼らの感想文(http://d.hatena.ne.jp/kab-log/20090119)を読んだとき、彼らのキラキラと輝く表情を見たとき、そう実感する。私たちが伝えたかったことが理解と共感を持って、しっかりと伝わっていると感じる。







学生も教員もこんなにキラキラと輝ける授業がかつてあっただろうか。今、あるのだろうか。最近は、学期末に配布と回答を義務づけられた授業評価カードなるものがある。そこに記入された学生たちの意見に学生たちの率直な気持ちが反映されているだろうか。それをこの大学の教員は真摯に振り返って活かしているだろうか。キラキラと輝く学生たちを見ながら、時々そんなことを思う。


4月からの小ゼミの舞台は伊都キャンパス。「来年度は補助でなくメインで担当する授業を持つ(http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20081215)」のが私の目標であり挑戦。どんな展開が待っているのか。今からワクワクしている。