会いたいのに会えない


七夕


3年前の七夕。
九大弁当の日は「あいたいのにあえない」というテーマでした。
これまでに私が提案した唯一のテーマです。


その時、私は意外な食材の組合わせを考えたことを思い出しました。
私が持って行ったのは「チーズと漬け物」。
チーズに醤油をかけると意外と違和感なく食べれるという当時の発見をきっかけにした一品でした。


幾田淳子先生にこのお話をしたら
「その発想はすごいです。ワタシ同感!和洋の良さを活かしたアイデアです。チーズと漬物は合います。仲がいい。それにオリーブオイルとか、いろいろまぜるとうまい。なかなか出会えなかった風味かもしれません」
という評価を頂きました。
和洋の良さを無視したとんでもない組み合わせだと私は思っていたのですが、料理研究家にそう言って頂けて安心しました。


この時の弁当の日でひと際注目を浴びた弁当があったことも思い出しました。
男子学生が作ってきた“そうめん弁当”です。


若者の発想力にはいつも脱帽です。


さて、今年の七夕。
私は二つの短冊に願いを書きました。


「いつも笑顔一杯の家族でいれますように」
「ひろがれ!“弁当の日”」


みなさんは何を願いましたか?