“会いたいのに会えない”考 


あいたいのにあえない食材の組み合わせについての記事(http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20100707)に対して、みそ汁にチーズを入れると美味しいというコメントを頂きました。その後、このコメントに対して、それを支持するコメントが多数。もう、それを実践しなければという雰囲気が満ちあふれていました。


チーズも味噌もこよなく愛する私として一言言わせて頂ければ(チーズと漬け物の組み合わせを考えついた時はそこまでの想いはありませんでしたけれども)、実は、次のように考えています。


それぞれの多様性を生み出した風土や知恵、さらには作り手の想いを、調理で埋没させてしまわないようにだけはしたい。


それは、我が家の最近の食のスタイルと密接に関係しています。我が家は、毎朝、鰹節をたっぷり削って出汁を取るところから始まり、その一部でみそ汁をつくります。味噌は300年間守り続けられた天然麹を使った佐伯糀屋の手づくり味噌で(http://www.saikikoujiya.com/jukusei_y.html)。だから、その風味や作り手の想いを損なわないように様々な具材を試していきたいと思うのです。


この件を「365杯のみそ汁」という本を出されたばかりの生田淳子先生にもお聞きしています。

365杯のみそ汁 (メディアパルムック)

365杯のみそ汁 (メディアパルムック)

この中には洋風みそ汁なるレシピも紹介されています。そういうレシピを作り、また、食材本来の味をとても大切にされている幾田先生なら、みそ汁とチーズに関して的確なコメントを頂けるのではないかと思うからです。


先生からのコメントを頂いたらまた紹介したいと思います。