長岡のスゴい人伝〜おもてなしの達人


最終日は、長岡から山形県境まで海岸線を北上しながらオニユリ探し。
なんと、Tさんのご主人まで運転手としてご協力くださった。


「この辺だったかな〜」とつぶやくご主人。
車載ナビを覗くと、マップ上に旗印が点々と登録されている。
どうやら、私が来る前に下見してくださったらしい。


オニユリコオニユリを見つけたこの砂浜にはたくさんの海水浴客。
楽しそうに遊ぶ水着姿の人々を横目に、
炎天下の中、
したたる汗をタオルで拭いながらビーチと灯台の往復。
駐車場の法面の薮の中にムカゴを葉腋に抱えたオニユリを発見。
岬の灯台へと続く階段両脇の岩肌にコオニユリも発見できた。
おかげさまで目的達成。


実は、Tさんのご自宅はお寺。
お盆前のこの時期は地元の檀家を廻るお仕事もたくさんあるのではないかと想像する。
そういう多忙な時期にも関わらず、ご夫婦で私をもてなしてくださった。
寝泊まりする部屋も。
朝、昼、晩の三食も。


「特別でもなんでもない、いつもの家庭料理だけど……。」
そう言って出されたクジラ鍋、南蛮漬け、イカの一夜干し……etc.。
数々の家庭料理。


とても美味でした。
ごちそうさまでした。
たいへんお世話になりました。