国立施設の恐怖

阿蘇に来ている。草地を保全するための仕組み作りの研究会に参加するためである。
環境直接支払制度をいかに阿蘇草地の保全に活かすかを検討する場であるが、
その制度について全く知識がないので勉強するためにエキストラとして参加した。
経済学や草地学など異分野の専門家と交流ができ、良い刺激となった。
内容に関する記事は明日以降にするとして、今日は別の話題にについて。

国立青年の家という施設に学生と宿泊した。
施設の受付へ着くなり無愛想な管理者(国家公務員)から事細かい指示の嵐。
「必ず団体行動をしてください」
「朝の集いには必ず出席してください」
「朝XX時に点検しますから、片づけに漏れのないように」
研究会でもらった元気パワーも一気に萎えてしまうほどの規則の嵐だ。
1泊千円という低コストに対する代償は非常に大きかった。
朝の朝礼には国旗まで揚がるそうだ。
私もつい最近まで国家公務員であったが、これなら、宿泊費を上げても民営化してもよい気がした。