ソーメン流し考2
もうひとつソーメン流しの話題.
近年では,回転式ソーメン流しというものまである.プラスチック製の円形流路に人為的動力で流水プールのような流れをつくり,その中でソーメンを流す(回す?)という装置だ.鹿児島県指宿が発祥と言われ,鹿児島県では,夏になるとこの方式のソーメン流しの店がそこここに出現する.
「あれは,ソーメン流しとは言えない.あれは,乗馬を楽しむと言って,メリーゴーランドに乗るようなものだ.」
先週土曜,伊都キャンパスでの竹切り作業を終え,ソーメン流しが話題になった時,T之木くんはそう主張した.
助産師のU田先生によれば,ある保育園のソーメン流し企画では,竹を用意するのが大変なので,雨どい(もちろん奇麗なもの)を使用したと言う.
「それも邪道.ソーメン流しは“竹”でするもの!竹を使わずしてソーメン流しとは言えない!!」
とT之木くんのトークに熱が入り、少し、飲み屋のおやじ風になる.
それにつられるかのように、周囲の学生たちも「どこかで,ほんとうのソーメン流しをしたいよね〜」なんて言い出す.
ソーメン流しでは竹も大切だが,同時に,水も大切.きれいな水.しかも,高いところから注げるようなしくみが必要.“竹”,“水”を含めて大掛かりにならず,コンパクトですぐに設営可能なソーメン流し装置を作れるのか?
昨日,水を流す妙案を閃いた.閃いたら即,実験,実験.