田植え考〜お百姓さんの想い _ Campus Life
屋上田んぼ田植え→少人数ゼミの学生と深江地区の大規模水田の田植え→元岡地区で九州大吟醸田植え会
ゴーシ舎長同様、3日連続で田植えをはしごする。
田んぼ持ちでもないのに、田植えができる。何と幸せなことか。
そんな中でお百姓さんの真剣な声を聴く。
「農業をやっていてよかったと思のは、どんな時ですか?」という学生の質問に対し、大規模な稲作とブロッコリー栽培を家族で営む年配のお百姓さんはこう答えた。
「そりゃあ、一生懸命育てた作物を収穫するときやろうな。」
農業と自分の生活をリンクさせて欲しいと、学生たちに対しメッセージを送る中堅のお百姓さんリーダーたち。
「どんな形であれ農業に真剣に関わった人は、作物を作った人の苦労を想像できるようになるはず。そんな人は食べ物を粗末にするはずがない。」
「あなたたちが、外国の米でなく、私たちが作った日本の米をずっと食べてくれるなら、今日あなたたちが見た田んぼの生き物も守られる。」
大学の講義ではなかなか聞くことができないメッセージ。
農業に真剣に取り組んでいる人でなければ言えない重みのある言葉。
それが聞けた若者は幸せだと思う。彼らのこれからの成長が楽しみである。