福岡県学童保育研究集会3 _ My Life

mich_katz2008-02-13



「チョコより“ここ”〜バレンタインデーの贈り物」
ホームレス中学生」や「陰日向に咲く」の人気に迫る勢いです!(http://d.hatena.ne.jp/kab-log/20080205)と思っていたら……抜いたみたい。すっ、スゴ過ぎます!(http://d.hatena.ne.jp/kab-log/20080212

ここ―食卓から始まる生教育

ここ―食卓から始まる生教育


試験中、卒論執筆中にも関わらず、「忙しい」なんて一言も言わずに学童保育研究集会の分科会に参加してくれた、とても頼もしい学生たち。


その学生たちの言葉を残しておこう。


Q3 学童保育にどんなことを望みますか?

  • 「いっぱい遊べる」
  • 「子どもが帰ってきた時に、親に『今日は○○したんだよ!』と自慢できることを1日1つやってあること。」
  • 「地域密着型:近所の子達と公園で遊んでいる感覚、大家族。/児童館:ままごとセット、本、ドミノ、卓球etc. いろんな設備があってわくわくしました。よい思い出です。でも……100人近い児童を抱えるのは大変!!」
  • 「自然の中で生きる力がある子、夢や目標に向かって頑張れる力がある子、自分の意見を持ちつつ思いやりがある子。」


その若さで、学童保育の遊びや暮らしの楽しさ、大規模学童の指導員の大変さを見抜いているところがスゴい。


Q4 我が子にどんな大人・親になってほしい(あるいは、自分自身がどんな大人や親になりたい)ですか?

  • 「会話の多い親、子どもになれる親、土日に子どもと料理を作る時間をとれる親」
  • 「あいさつできる。自然を愛する。友達を大切にする。早寝・早起きができる。外で遊ぶ。ルールを守る。三食食べる。」
  • 「私自身は、基本的には今のお母さんとお父さんと足して二で割ったような親。そこに今までに出会ってきた素敵な大人たちのエッセンスを加えていきたい。」
  • 「まだ子どもがいないので漠然としているかもしれませんが、私自身は『自分のようになって欲しい』と胸を張って言えるお母さんになれるように頑張ります。子どもには伝えたことしか伝わらないと思うので……。子どもの姿は親の鏡かな?」
  • 自分の仕事や目標に自信がある。でも家族第一な家族想いの大人。ご飯をちゃんと作ってあげれる。プラス、地球にやさしい生き方をしてほしい。


その若さで、こんなに具体的なビジョンを持っているあなたたちはスゴい。


分科会の感想

  • 「とにかく涙しました。内田先生の話は聞くたびに新しい感動があります。学童保育という未知の世界が知れて良かった。食だけでなく教育の直面する問題も全部つながっている気がしました。」
  • 「普段関わることのできない人々と話すことができたのは貴重な体験でした。私は学童保育に居たことがないので、あまりイメージが湧かなかったのですが、今日の研究会で少し分かったような気がします。将来、親になる時、学童保育にお世話になるかもしれません。もっとよく考えなければならないと思いました。」
  • 「学生でなく、親の視点で子育てを具体的に考えることができていい体験ができました。親になる日がくるのを楽しみにしています。」
  • 「一番忘れられないのは、『子どものニーズ』という言葉。自分が親になった時にそれを考えられるように子どもをしっかり見つめたい。学童保育というものは、自分が経験していないのに、子どもが経験することなので、今回の話を聞いて、今後もっと知っておくべきことだと思い、勉強してみようと思う!!」
  • 「帰り際に、保護者の方から「がんばってね」と声をかけてもらいました。 自分達が何気なくやってることが評価されるうれしさが、私の自信にもなっています。 ありがたいことに、私たちは本当にすてきな大人に囲まれています。 」


その若さで、親の視点を持てたあなたたちはきっと幸せな家庭を築くに違いない。