福岡県学童保育研究集会6 _ My Life

mich_katz2008-02-16



次は……「チョコより“ここ”〜バレンタインホワイトデーの贈り物」


ここ―食卓から始まる生教育

ここ―食卓から始まる生教育


福岡県学童保育研究集会に参加した人たちのアンケート。


アンケートと言えば、一言、二言、書いて提出。それがフツ〜だろう。しかし、今回の集会に参加した人たちのアンケートを見て、まず、そのコメント量に驚いた。A4用紙に午前、午後、その他と分けられた三つの枠に入りきらないほどのコメントを書いてくださった方がとても多かった。それはもはや、アンケートというより感想文だった。


その一部を紹介しておこう。

  • 少し前に娘が内田先生のお話を聞き、私に聞かせたいと「ここ」を購入してきました。すぐ読み終わり、仕事場の方達にも読んでもらいました。遠方の娘に送るため、今日、又本を買いました。(筑後市指導員)
  • はじめは生教育とは?と思いました。はじめから泣かされました。子どもがなぜ生まれてきたのか、親になった大人がどう子どもを育てていくのか、本当に勉強になりました。変わっていかないといけないのは大人だと本当に思いました。これらかの自分の子育てに大きな変化を与えてくれたものになったと心から思います。今日からカッコイイ大人・親になれるようがんばろうと思います。内田先生に出会えた今日の日に感謝です!!(春日市保護者)
  • 涙しながら「親になれて良かった」「あの子たちがいて幸せだ」と改めて実感しながら、これからの親として人としての自分の在り方を考えた一日でした。(宗像市保護者)
  • 「ここ」を読んで講演を聞かせて頂きました。ハンカチ片手に子どもたちの声に涙がでました。お弁当の日に頑張る小学生、大学生の皆さんの姿に感動しました。(筑後市指導員)
  • 子どもが1年生になって、自分をおしゃれして磨くことだけを考えていたようで、子どもに申し訳ないと思いました。保育は保育園の時に終わったと思っていたようです。それが間違いだと、“生”の意味を改めて知ることができて、本当に良かった。今後の生活を考えてみます。九大の学生さんに感激しました。“えらい”です。(筑後市保護者)
  • 今後、どのように子どもと接し、ふれあっていくべきかを考えさせられました。夜9時過ぎの晩ご飯、11時近くの子どもの就寝。親の都合で不規則な生活環境を送らせている。すべて親の責任なのだと心に痛く響いてきました。「子どもの笑顔のためにすぐ出来る・誰でもできる半歩先宣言」を家内にも伝え、協力してやっていこうと思う。スライドショーは泣けました。(春日市保護者)
  • 「ここ」を毎日、毎日、持ち歩いています。助けてもらいたくて…… 20歳に育った子を想像して頑張ります。ありがとうございました。(宇美町保護者)
  • 8月にお母さんになる予定です。生きること=食すことの大切さ。「私を愛してくれた人にようになりたい」という心を育むことの大切さ。とても心に残りました。(筑紫野市指導員)
  • 食の大切さ、温かい心をそそいだ子育ては、温かいものを他の人にも与えることができる。竹下校長先生の小学校でされた「お弁当の日」は、人そのものの形成に役立っていると思う。(北九州市指導員)
  • 学童でもお昼ごはんが毎回コンビニおにぎりという子がいます。お母さんの忙しさもわかるので、お母さんに無理を言ってはいけないのかなあ……というふうに思い悩んでおりました。話を聞いているうちに、「あ〜学童でおにぎりの作り方から教えてあげればいいんだ!」と気付きました。“育てたように子は育つ”。学生もがんばっているから私もがんばらなくっちゃね。(筑紫野市指導員)


食〜命〜家族


すべて大切なもの。
すべて繋がっている。


今年の研究集会は私にとって今年のベストプロデュース賞の候補だ。