マドンナリリー考_ My Life

mich_katz2008-04-27

ワンショット 〜 紫色のテッポウユリ。おそらく、テッポウユリとオリエンタルユリの間の三倍体種間雑種だろう。(リッセPaauwLilies社にて)

ニポンでは「極東から欧州へlongiflorumが紹介されるとcandidumにとって代わって欧州園芸界を席巻した」という武勇伝は有名で,邦人園芸愛好家クチコミでは:
・candidumはウイルス病に弱かった?
・longiflorumの方が開花期が早いので,切花生産に向いている.
・candidumは石灰質乾燥土壌に生え,多湿となりがちな施設での促成栽培に向かない.
・シュートの眠りが浅くて晩秋からだらだら葉が出てきて痛みやすい.
・candidum仔球→開花球の養成期間が長い.
とかなんとか言いますが,ウラは取ってません(ユリが専門じゃないもので).学術界や,ユーロ園芸業界ではどういう認識になっているのか,ご教示ください.

あぁ,candidumはたぶん原産地がわからないんですよね?いつの間にか地中海沿岸に広く野生化していたとかで....(うろ覚え,なにしろユリの専門家じゃないもので).進化生態学的にも面白いかな?

そういえば,candidumとlongiflorumの交雑品種が商品化されていると思いますが,性質や業界での売れ行きはどうなっているのでしょうねぇ.....


というyochiさんのコメントに対する返事がまだだったのでコメントしよう。(…と張り切ったが、いいかげんなことは書けないと思った。少し調べたいことがあるので、もうちょっと待ってネ。)