大人を喜ばせる若者 _ My Life


博多区保健福祉センターで開催される内田先生の講演会へ。1ヶ月ぶりだろうか。


いつもと違う点は、我が研究室の女子学生3名が同行すること。今月初旬の弁当の日 in お花見(http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20080408 http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20080409)を気に入ってくれた学生に、弁当の日の本当の意味を知ってもらうためだ。時差ぼけで悩まされ、今ひとつ本気モードに戻らない私に喝を入れてもらうのにもちょうど良い機会でもあった。


会場に着くと、学生たちは、集まった食進会の方々の元気の良さに多少圧倒されたようで、やや緊張の面持ちで最後列に座る。それでも内田先生の話が始まると真剣な表情で聞き入っていた。約70分の間、居眠りすることもまったく無く、前方に座る人の頭で見えないスライドの文字を、首を傾けたり、背伸びしたりしながら、一生懸命見ようとする彼女達の姿勢が、内田先生の話が大学の講義以上に興味深かったことを物語る。


幸いなことに、講演後のランチを内田先生とご一緒することができた。私の新たな弁当の日企画の近況はもちろんのこと、最近の産婦人科事情、親事情など、将来彼女達が触れるであろう話題に花が咲く。楽しい時間が過ぎた。


そんな中で、
「2回目の弁当の日、やってみたい?」と、私がどうしても我慢しきれずに、一人の学生に振る。
「はい!」と元気の良い答えが返ってきた。


その一言で十分だった。
その日私を最も喜ばせてくれた出来事だった。