シリーズ・弁当の日セミナー _ My Life


PTA会長会議に出席。


私の目的はただひとつ。


弁当の日P〜〜R〜〜!


自己紹介で、早速次のように述べる。


「会長を引き受けるつもりは全くありませんでした。しかしやむを得ず引き受けることになった時、どうしてもやりたいことを公約として先生や保護者に認めて頂きました。私の公約はただひとつ。“弁当の日”という企画を今年度実践することです。まだ宗像市の小中学校での実践はないので、実践校一番を目指します。」


その後、各校のPTAの特色ある取り組みについて情報交流する中で、食育が話題になった時、発言の機会を得た。


「今、『子どもたちが朝食を毎日食べるように働きかけます。』というお話がありましたが、皆さんのお宅では誰が朝食をつくられますか?」
(母親代表のひとりがすかさず手を挙げる。)
「そうですよね。お母さんが作られている家庭が多いですよね。中にはお父さんが頑張っておられる家庭もあるかと思います。では、子どもさんが朝食作りに参加している家庭はありますか?」
(無反応)
「実は、この弁当の日がめざすのは、台所に立って自分で調理できる子どもを育てようということなんです。自分で料理を作れるようになれば、自分で朝食を食べることができます。お母さんやお父さんの苦労がわかるようになります。お母さんやお父さんが忙しい時には『私が作るよ』と言える優しさが育ちます。弁当の日はそういう取り組みです。
私は、うちの学校だけが実践すればそれで良いとは思っていません。宗像市のすべての小中学校に弁当の日が広がって欲しいと思っています。今年は、私どものPTAで4回のセミナーを予定していますので、ご興味のある会長さん、まずは参加されてください。」


そんなふうに、弁当の日の趣旨を2〜3分説明した。そして、会議終了後には弁当の日パンフレットを配布した。


早速、セミナーに参加したいという数名の会長さんも現れた。市役所の子ども課からは、4回シリーズで予定している弁当の日セミナーの他校へのPRを手伝って頂けることになった。


手応えありだ。本当に良いものには不思議な引力がある。


ということで、まだ未定部分も含みますが、我が河東小PTAの弁当の日セミナー企画です。外部からの参加ももちろんOKです。

1)日時:6月25日(水)/テーマ:シリーズ“弁当の日”セミナー Part1「何を、どう食べたらいいの?」/講師・助言者:赤崎尚子(河東小栄養教諭)、比良松道一(河東小PTA会長)/対象:PTA会員および食育に興味のある方


2)日時:7月29日(火)/テーマ:シリーズ“弁当の日”セミナー Part2「“弁当の日”ってなあに?〜弁当の日実践教員に訊く(仮題)」/講師・助言者:稲益義宏(福岡市立愛宕小学校教諭)、WSファシリテーター:比良松道一/対象:学校教職員、PTA運営委員、および食育に興味のある方


3)日時:9月30日(火)(開催予定で調整中)/テーマ:シリーズ弁当の日セミナー Part3「あなたは食卓で何を食べていますか?〜食卓から始まる生教育(仮題)」/講師・助言者:内田美智子(助産師)、コーディネーター:比良松道一/対象:小学5〜6年生、市内PTA会員および食育に興味のある方


4)日時:2月??日(日程調整中)/テーマ:シリーズ弁当の日セミナー Part4「なぜ食育は失敗するの?〜食卓の向こう側を見る力(仮題)」/講師・助言者:佐藤弘(西日本新聞社)、コーディネーター:比良松道一/対象:小学5〜6年、市内PTA会員および食育に興味のある方


講演を一方的に聞くだけなんて手抜きのセミナーはひとつもありません。