デジカメワークショップ in 小ゼミ _ My Life


写真は哲学。
写真は人生。
写真は幸福。
写真は心。
写真は愛。
……


写真には農業や環境を守っていく上で大切な要素がたくさん含まれている。
良い写真を撮れるということは人生をハッピーにできるということ。
ちょっとしたコツさえつかめば誰だって感動的な写真が撮れる。


「90分でみるみる上達するデジカメワークショップ」


本日の小ゼミはそんな授業。


この2点を意識するだけでも写真は変わる。
今季限りの九大六本松キャンパスを名残惜しんで「六本松メモリー」をテーマにでキャンパス撮影会。
そして個人のベストショットを選んでもらった。
その成果がコレ。

















みんな上手い。


良い写真には、時として、言葉以上のメッセージがある。


この小ゼミでおこなった酪農実習、漁業実習は素晴らしい実習だった。
素晴らしい実習を体験した小ゼミ受講生たちはキラキラと輝いていた。
実習を引率した二人の教員は、キラキラと輝く彼らを撮りまくった。
撮った写真をそのまま眠らせておくのはもったいない。
そこで久しぶりの………


内田式スライドショー!


受講生たちのとびっきりの笑顔の写真を、2月に香川の国分寺中学校で使用したサプライズスライドショーに埋め込む。
前後の台詞を農業と食を結びつける内容にマイナーチェンジ。
スピッツの『正夢』に乗せて。

食べることは生きること!
農業と環境のことを真剣に考え
キラキラ輝く君達へ
小ゼミ担当教員より愛を込めて・・・


(実習のキラキラ写真)


皆で知恵を出し合う楽しさ
誰かが喜んでくれる幸せ
誰かが褒めてくれる嬉しさ
実習を受け入れてくださった方々の温かさ


食べさせてもらった美味しい食べ物
かけられた言葉
かけられた愛情


それを思い出すことが出来れば
あなた達は
素敵な大人になることが出来ます


食べることは生きることです
あなた達の身体を作ります
心を育みます
次の世代の身体を作ります


だから農業は大切なのです
自然は大切なのです


食そのものでなく
食をみつめるまなざし
食の向こう側を
見通すことができる眼力


それを学んだあなた達は
きっときっと
幸せな家庭や社会を
築いてくれるでしょう


「あんな大人になりたい」と
思ってもらえるような
大人でありたい


私達は、心からそう思っています


あなた達に勇気をもらいました
あなた達に会えたことに
心から感謝しています


小ゼミ担当教員                        

皆、黙って見ていた。
それまでのワークショップの賑やかさがウソのように教室がシーンと静まり返る。
これは予想外の反応。
小中学生なら、仲間たちのはじけた写真を見ると必ず笑いが起きる。
しかし今日はそいういう反応がない。


(失敗?弁当の日の感動を経験していない彼らには通用しないか?)
そんな不安がよぎった。


授業の最後はいつもの“ふりかえり”。
彼らが何を感じていたかが明らかになった。

  • 最後に見せてもらったスライドショーに感動しました。
  • 授業の最後のスライドショーは感動しました。
  • 先生のスライド素敵でした。
  • 最後にあのようなスライドを作って頂きありがとうございます。本当に感動しました。カキ漁に行きたかったです。
  • スライドショーとても良かったです。何気なく過ぎていったことも、写真に撮って見返してみると、その思い出が鮮明によみがえったりするんだなと思った。
  • スライドショーでは、たくさんの良い写真を続けて出すことで、写真を見る人にグッと迫るような印象を与えるように思った。写真は立派な芸術ですね。
  • とにかく今日の授業の最後に見たスライドショー上映会に感動致しました。写真の取り方が上手いだけでなく、良いショットがねらえていてさすがだと思いました。
  • 思わずじ〜んとくるような写真が撮れるようになりたいです。
  • 写真が与えてくれる感動はやはり大きいなと思います。特に人に与える感動というものは本当に素晴らしいと感じました。というのも最後に見せて頂いたプレゼンの写真を見ていくと、様々な思い出や人の細やかな表現が垣間見えたからです。
  • 皆がすごくおいしそうにカキを食べる写真を見てスライドにあった『食べることは生きること』ということがわかった。
  • スライドショー、なんだかとても感動しました。たくさんたくさんの愛情が伝わってきました。温かさを、農を大切にしたいです。


彼らが無口だったのは面白くなかったからではなかった。
感動のあまり無口になってしまったのだ。


そして、ある学生はこう感想を述べた。

最後のスライド、小ゼミの最終回かと思っちゃいました(笑)。素晴らしかったです♪ありあとうございまいた!


最終回ではありません。
感動のレクチャーはこれからもずっと続きます。


進化し続けながら……。