三つ目の幸せ・プラスプラス


宗像地域限定オリジナルエコバッグの打ち合わせのためにワークセンターへ。


作業所の一角にある休憩室の引き戸のガラスに昨日紹介した西日本新聞の記事のコピーが貼られていた。


指導員Tさんのお話によると、作業所の人たちは、自分たちことが新聞記事になったということを教えって貰ったが、どの新聞社の新聞かを知らなかったので、その日作業所に来た新聞を片っ端から開いて一生懸命探したそうだ。また、写真に写った彼は、誰かが引き戸を引いて記事が見えなくなると、戸をずらして記事が見えるようにするのだと言う。


自分たちの活躍が新聞に掲載されたことがよほど嬉しかったに違いない。糸島エコバッグは、ろうあ者がこれまでにほとんど触れることがなかった社会との接点を確実に創り出している。


この日、デザイナーのMさんも同行され、ろうあ者たちの作業を見学された。指導員に熱心に質問しながら頷く姿が印象的だった。どうやらこの作業所のことを気に入ってくださったようだ。


そのMさんによる宗像エコバッグのデザインがもうすぐ出来上がる。宗像エコバッグもきっとこの作業所の人たちにハッピーを運んでくれるに違いない。