「とてもこどもがかいたとはおもいませんでした。」
「なみだがでそうでした。」
「ちょっとなみだ“ぼろい”からなきそうでした。」
「ちょとこわかった。」
「ゆめにでたりするぐらいかなしそうでした。」


河東小学校での“ゴミと環境問題”の授業の中で朗読した、セヴァン・スズキの伝説のスピーチに対する2年生の子どもたちの感想。


12歳のスピーチに8歳の子どもたちがそんなふうに反応してくれた。2年生にとって多少難解な言葉が含まれたメッセージだが、セヴァン・スズキの伝えたい気持ちが、彼らの心に届いたようだ。まさに「あなたの思いは言葉に乗って伝わる」である。



その一方で、こんな感想も。


「もうひとりのおにいさんがでてきたときは、とてもびっくりしてしまいました。ちょっとまって、ってでてきたからね。とておもおもしろかったよ。」
「ごみゴミクイズであたまがよくなりました。」
「ゴミブクロのクローは、やさしくて、はじめてなのに、いっぱいはこんですごかったです。」
「これからは、(レジ袋を)やぶれるまで、ずうっと、ずうっ〜と、やぶれるまでつかうようにします。」
「紙しばいもじょうずで、絵もじょうずにかけていました。」
「ぼくはかぞくで買いものにいくときエコバッグをもっていきます。でも、おとうさんと行くときだけわすれてしまいます。」
「ひらまつ先生とひろし先生、またきてください。」


たどたどしい日本語で精一杯自分の気持ちを表現しようとする子どもたち。
微笑ましいし、とてもかわいい。