農業塾 in まねき猫


エコバッグ販売第一号店となる予定のふぁーむれすとらん“まねき猫”での農業塾を取材。


この農業塾では宗像市内、北九州市、福岡市から就農をめざす男女数名が毎週、旬の農作業を体験している。


この日午前の作業は……
タマネギ苗の定植、
落花生の収穫、
畑の除草、
小豆の調整。



収穫仕立ての落花生をきれいに水洗いして早速茹でる。その落花生の甘いこと、甘いこと。こんな落花生の味を知ってしまえば、お店で買う落花生が別の食べ物に思えてしまう。こんな時ほど、旬の食材を最高の状態で食べることからかけ離れた日常を嘆く瞬間はない。



取材ついでにお昼までご馳走に。
この日のお昼の献立はすき焼きと玄米ドリア。


見よこの卵黄の美しさ。この卵黄を見て黄色くないと思う人は、外国産濃厚飼料に毒されている。国産の穀類や普通の餌を食べたニワトリからはこういう色の卵黄を含む卵が産み落とされるのだ。


すきやき鍋の春菊は先ほど除草作業をした畑から取れたばかりの新鮮なもの。もちろん無農薬、有機栽培。肉はご近所で飼育されている地鶏。そして、ここで取れた大豆でつくられた豆腐。素材をここまでこだわったすきやきを頂ける幸せ。作り手の顔、思想、想いが伝わる安心感。


食材の命と料理に費やした塾生たちの命に「ごちそうさま」。