号泣の魔術師小学生2年生を泣かす


先週、隣の小学校で内田先生の講演を聞く。


今回は、小学2年の児童と保護者が対象。
児童向けのお話は何度か聞いたことがあるが、低学年向けのお話を聞くのは初めて。


「子どもたちの集中力を維持させるのは大変です。とくに午後の授業は。」と、2年生向けの授業、“だいずはだいじ”で担任の先生が私に言われた。


そこで私は、「えっ?」と黙らせる“びっくり画像”を必ず用意した。ビニルを飲み込んだウミガメ、給食の残飯がそれだ。


では、内田先生は?
大切なメッセージの繰り返し。


「お母さんってスゴいよネ〜。」


このフレーズが数分おきにくり返される。言葉の“サブリミナル効果”とでも言うのだろうか。話しが終わる頃には、子どもの頭の中は「わたしのお母さんはスゴいんだ!」でいっぱいになっている。目をうるうるさせて泣いている子もいた。


これくらいの歳の子どもたちは純粋でとても感性豊かだ。


内田先生「犬や猫のオッパイっていくつ?」
児童「たくさん〜」
内田先生「どうして?」
児童「たくさん子どもがうまれるけん。」
内田先生「じゃあ、お母さんのオッパイはどうしてふたつ?」
児童「二人の赤ちゃんのため。」
内田先生「そうやね。いつ双子が生まれてもいいようになんよ〜。じゃあ、さっきの三つ子の赤ちゃんが生まれたらどうするんやろう?」
児童「となりのおばちゃんに頼む。」
(先生とお母さんたち爆笑。)


子どもたちの感性は豊かだ。