「食材から」自分でつくる弁当の日


話は6月7日に遡る。


うきは市の山春小学校に招かれ、
小学5〜6年生とその保護者に食育講話をした。
招いてくださったのはPTA会長の末次さん。


地元で観光農園やまんどん(http://www.yamandon.com/top.html)を営む末次会長は、
小学校の先生と連携し、
今年度の2学期と3学期に
子供たちに弁当づくりを挑戦させる予定だとお話してくださった。
既に、この小学校で月一回でおこなわれている持参弁当の日を、
自分で作って持参する弁当の日にしていくのだそうだ。


そして、先週。
にこんな記事が日本農業新聞に載った。

うきは市浮羽町の山春小学校で、6年生が「弁当の日」の具材用に野菜を植え付けた。PTA役員とJA担当者等が指導し、6年生28人が学校の菜園で、ミニトマトを植え付けて支柱を立て、補強用のひもで結びつける作業までをした。今回、弁当の彩りを考え、黄色と赤の2種類を34本植え付けた。
収穫は8月10日ごろの予定。それまで、わき目摘みや水やりといった管理はすべて児童が行う。
指導したPTAの末次研治会長は「おいしく育つためには愛情を込めて世話をして下さい」と呼びかけた。児童らは「収穫が楽しみ」と笑顔を見せていた。
(日本農業新聞6/23)


すばらすぃ〜。
「食材から」自分でつくる弁当の日。
末次会長に拍手。


日々、水やりに励む。
日々、わき目摘みに励む。
赤や黄色の果実が成る日を目指して。
そのトマトが
自らつくる弁当に
彩りを加える。
いろんな人に褒められ、
いろんな人が喜ぶ姿を想像しながら。
そこに育つのは、感謝の気持ちと優しい心。


山春小の子供たちの手づくり弁当、是非、見にいきたい。