オリジナルの本帯を作る〜第12回少人数セミナー「発信力」


テーマは「発信力」。


何かを伝えるためにしなければならないこと。
「探す調べる」……インタビューで引き出せない情報は、可能な限り漏れなく拾わなければならない。新聞、著書、論文、インターネット……etc.あらゆる媒体から情報を集める。
「訊く」……ただなんとなく聞いたり、一方的に聴いたりするのではなく、情報を得るために能動的に働きかけ、インタビューをする。質問のクオリティーが高ければ、インパクトのある生の声を拾うことができるだろう。
「表現する」……集めた情報を整理し、大切な要素を漏れなく使い、伝えようとする人の心を掴むプレゼンテーションを実現することにより、発信力はさらに高まる。


キャッチコピーは重要な発信ツールである。
先日、岡山大学O先生より伝授いただいたキャッチコピー・クイズでアイスブレイク。
既製のポスターや商品ポップの黒塗りされたキャッチコピーに答えてセンスを磨く。


そして前半のワーク。
お題は……
Q.人の心を掴む本の帯とは?


修得したばかりのワールドカフェスタイルのワークショップを試す。
私が持ち込んだ何冊かの本の帯を受講生に見てもらい、どんな帯が人の心を掴むかを語り合い、模造紙に自由に書き留めていく。
5分後、一人を残して、全員席替えをする。
残った一人が新しく加わったメンバーに前の話し合いの情報を発信し、さらに語り合い、書き留めていく。
これを3回くらい繰り返す。


後半。
前半のワークをもとに、人の心を掴む本の帯に必要なセンスを自分なりに考える。
そして……
Q.あなたが好きな本の、オリジナルの帯を実際に作るとすれば?


色紙とカラーマーカーを使いながらおよそ20分でオリジナル帯づくりに挑戦した。
ワークの成果は……





















































これが小ゼミの推薦本。


短い時間でなかなかの力作。


私がハマったオリジナル帯は森千鶴子さんのコレ。
思わず微笑んでしまう、子どもらしい表現。
謎好きの私は思わず手に取りたくなる。
流石、元(?)コピーライター。


小ゼミの推薦図書、ご覧あれ。