大学生の家計簿


一昨年、「武士の家計簿」(森田芳光監督)という映画が話題になった。
http://www.bushikake.jp/story.html


幕末の動乱期、大きな借金を抱え込んでしまった加賀藩御算用者(会計担当者)一家の主が、詳細な家計簿を付け、徹底して無駄を省くことによって一家を守り抜く物語だ。


一般に「大学生はお金がない」と言う。
そのお金がない大学生は、いったいどれくらい食事に支出しているのか。


「大学生の生活費」でインターネット検索し、次のような記事を見つけた。
http://www.value-press.com/pressrelease/53449


一月の平均食費21845円。
一食当たり242円。
1日当たり728円


さて、その中身はどうだろう?
残念ながらそこまでのデータはない。


例えば、ご飯、納豆、みそ汁を自炊して食べるとすれば、1食150円もしないだろう。価格的に同等の食事をコンビニで済ませようとすれば、高級おにぎりやカップラーメン1個くらいとなる。


ちゃんと調べてみると、大学生の食は意外に無駄が多く、そのせいで質を下げているのではないだろうか。


そこで「いのちの授業」の受講生たちに1週間の食事とそれにかかった費用を計算してもらうことにした。


1週間後が楽しみだ。