2012後期「いのちの授業」第6回〜「料理」
本日の「いのちの授業」のテーマは「料理」。
自炊の悩みを、1週間の食事データをもとに考える。
外食に1000円使ったり、コンビニのレトルトやインスタントに手を出したり、毎日間食しているところがもったいないと、金銭的なロスがすぐに見えてくる。今期の受講生は節約タイプが集まっている。
だからこそ、それなりに自炊をしているのだが、朝食を抜くことが多かったり、昼食を学食に頼り切りだったり。自炊したとしてもレパートリーが少なく、週の半分が同じ一品メニューになってしまう。例えば、5日間カレーが続くとか。さらに、保存方法もよくわからないので、使い切れない食材を結構無駄にしていることも共通する悩みだ。
そんな大学生の自炊の悩みに、地元福岡のTV放送でご活躍の二人の料理研究家、北川みどり先生と橋本恵子先生が的確に答える。
なんと贅沢な授業だろう。
北川先生と橋本先生による自炊のコツ
- 最初の味付けを薄く、味を足しながら別メニューへ(料理は引き算でなく、足し算で)
- 複数の保存方法を使い分ける(冷凍する、蒸す、茹でる、感想する、塩漬けする、酢漬けする)
- 併せ調味料をつくっておく(マイ麺つゆ、ドレッシングのもと)
- 出汁をみそ汁以外の料理にも使う
- 洋の食材を和の食材に置き換える(小麦粉を米粉へ、牛乳を投入へ、肉を魚介へ)
「財布にやさしく、レシピがやさしく、そして、身体にやさしい料理」
「いのちの授業」の自炊テーマに則って、二人の先生が大学生たちに料理を実演してみせる。
- 季節の野菜の野菜の塩糀スープ
- 豚ミンチと豆腐の和風(味噌)ハンバーグ
なんと贅沢な授業だろう。
次回、11月19日(月)の「いのちの授業」のテーマは「食品」。
身近な食品の、知っているようで知らないウラの世界を見ていきます。あのお馴染みの飲料を目の前で作ってみせましょう。お楽しみに。
一般参加のご希望は:1.名前、2.年齢、3.職業・所属、4.参加希望日を書いて m-hirama@agr.kyushu-u.ac.jp までお申し込みください。