カレー三昧?_宗像市子ども祭り

mich_katz2005-11-03

今日は宗像市子ども祭りに参加した.宗像市が主催する子ども向けの文化行事で今年で第4回目になる.宗像市内の児童育成に関わる団体が多数参加し,様々なイベントが開催された.
私は,一昨年の第2回目の祭りに子どもとお客さんとして参加した経験がある.しかし今年は,宗像市学童保育のカレーライス販売に父母会役員として,来場する方々へサービスを提供する側として参加した.
用意されたカレーはなんと千食分.食品を販売する団体は他にもあり,同じカレーを売る団体も居れば,隣のテントでは別の団体が焼きそばを売っている.「果たしてそんなにカレーを売ることができるだろうか?」と不安がよぎる.
しかし,その不安は驚きに変わった.完売とはいかないまでも800食は超えた思われる.1杯300円のカレーで20万円を超える売り上げを達成した.これはおよそ700食に匹敵する.しかもそれは当日販売した数量で,前もって学童保育の児童やその親に配布したチケットでの売り上げも合わせれば800食を超えているはずだ.たかがカレーだが侮れない.
今回のお手伝いでは8月の九大ビアフェスタで培った様々な経験が非常に活かされた.私の役割は,当日チケットを販売しながら客引きをすることだったが,「美味しいカレーいかがですか?」「暖かいカレーいかがですか?」など売り文句を状況に合わせて変化させながら,テントの前を通る親子連れに声をかけることに全く抵抗を感じなかった.
また,チケットを買ってくれるお客さんに対して「こんにちは」と「ありがとうございます」の一言だけは忘れずにした.この「こんにちは」攻撃はなかなかよかった.この挨拶に対してチケットを買いにきた大人や子どもは,一瞬,不意をつかれたような素振りを見せるが,ほとんどの人がすぐに「こんにちは」と返して下さる.これによって多くの人に好感を持って頂き,カレーの売り上げが少しは伸びたのではないかと思う.チケット売りという単純な仕事かもしれないが,発する言葉の一工夫で状況を好転させることは可能なのだ.
そんな技を身につけることが出来たのは,この一年間,九州大吟醸プロジェクトなど環境創造舎の活動に携わったおかげだ.今月19日には伊都キャンパスのお祭りで九州大吟醸の出店予定がある.それもまた楽しみだ.