英語コミュニケーション力 _ My Life

mich_katz2008-04-22

ワンショット 〜 ポスター発表でユリ育種研究で著名なオランダ人 van Tuyl の質問を受ける大学院生のSさん。「卒論で読んだ論文の著者に会える日が来るなんて」と感激していた。(リッセにて)


国際花卉球根・宿根草シンポジウムは2日間の研究発表プログラムを終えた。


今回は、我が研究室から博士課程の学生一人とポスドク一人が口頭発表を、私と口頭発表をした大学院生がポスター発表を行った。


口頭発表をした二人は初めての英語による発表。二人とも発表前に食事を殆ど取れないほど極度に緊張していた。私から見れば、私が同じ年齢の時とくらべて堂々としており、話の内容もよく伝わっていた。


もちろん課題もある。大切なことは、どこまでが出来て、どこまでが出来なかったのかを客観的に自分で分析し、出来なかったことを次回は出来るように進化することだ。この点に関して年齢は関係ない。


私もこの機会を利用し英語のエクササイズに挑んだ。


ひとつは、ポスターの前に立った人に「May I explain our research?」とか「Are you interested in our research?」などと必ずおせっかいな客引きをし、興味がある人には積極的に成果をアピールすること。幸いにも10人以上の来店があり、用意した名刺付きの論文別刷はすべてソールドアウト。


もうひとつは、オーラルプレゼンテーションの上手な外国人がよくつかうフレーズを書き留めて自分も使ってみること。英語のプレゼンテーションを上達させる為には、繋ぐ為のフレーズや間を取る為のフレーズ、決め台詞のフレーズの引出しが多い方が良い。例えばこんな具合だ。


Why not (do) ~?
This is the very first work that ~.
One of the most interesting results is that ~.
Another point I'd like to talk to you is ~.
To do ~ is more (most) important for ~ing ~.
Otherwise, ~.
Anyway, ~.
Fortunately (Unfortunately), ~.
The value in this case was ~.
The question is 5W1H ~.
You can see a very fine figure (picture, result).
What it can be concluded is ~.
In case (condition) of ~, ~.
This type of ~.
But not only that, ~
Now, I'm going in a little (main) story of ~.
……。


生の英語にどっぷり浸れば、そんなフレーズが頭の中いっぱいに広がっていく。話し方も少しずつスムーズになる。生の声を聞き、自ら発すること。どんな言葉でもものにするにはその方法しかない。



*只今、メール読み込むことができますが、返信することができません。悪しからず。