会議のハシゴ2 _ My Life


次の日(土曜)。


お昼から、宗像区小学校PTA連合会総会、河東小学童保育保護者会総会、宗像市学童保育連合会事務局会議と3つの会議のハシゴ。そのうち最初の二つは懇親会付きだ。


私の服装は、一年以上着ているいつものジャケット&ジーンズ。しかし、会場に次々と入場する男性はスーツ&ネクタイ姿、女性はフォーマルな装い。県や市の教育委員会からの来賓も来場。どうやらかなり格式の高い会議だったらしいと気がついたときは後の祭り。校長先生の「全然問題ないヨ」の一言に救われる。


新役員の選出では、宗像区小学校PTA連合会総会の輪番役員のうち、今年度の副会長に“当たって”しまった。すると……


「懇親会で最初の挨拶をお願いできますか?」との依頼。


想定外のことに少々戸惑うが、昨日の“力を入れずして力を与える”を思い出しながら話すことを総会中に考えた。


そして懇親会が始まった。


「突然ですが、小学生たちに泣かされたことがある方、どれくらいいらっしゃいますか?」


そう切り出し、私は、3月に訪問した波佐見南小学校の子どもたち(http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20080308)の話をした。父母のために作った料理の話。作文「身近な幸せ」の話。父母に贈った感謝の手紙の話。笑いをとろうなんて全然考えていなかった。淡々と力を入れずに話した。


「私はこの組織のことはまだよくわかりませんが、皆さんと連携して、波佐見南小学校を卒業していった子どもたちのような小学生を育てたいと思っています。一年間どうぞよろしくお願いします。」


宴が始まってしばらくすると、初対面の保護者や学校の先生が次から次へと私の席へやってくる。口々に「挨拶、良かったです。」「感動的なお話でした。」と感想を伝えてくださった。


そんな励ましの声に後押しされながら、次の会議、河東小学童保育の総会へ。


さあ、今年度の学童版弁当の日の運命を決める提案だ。