ファシリの達人を育成するには _ My Life


宗像市学童保育役員の新旧交代の時期。旧役員から新しい新役員へ引き継ぎをおこないながら、自分が出来たこと出来なかったことをふりかえる。


参加してよかったと思う。
楽しいと感じる。
誰もが行きたくなる。


副会長として切り盛りしながら、そんな保護者会を目指してきた。ファシリテーションの本を十冊以上読み、ファシリテーションの達人の技を盗み、少しずつ会議やイベントにその技を取り入れて実践した。その結果、自分自身のファシリテーションスキルはかなり向上した。3年前の自分とは比べものにならない。


しかし、その一方で、保護者仲間とファシリテーション技術を共有することが十分にできなかった。みんなでファシリテーションの達人になること。それが私が実現したくてできなかったことの中で最も心残りな点である。


ファシリテーション能力は、スポーツ同様、実践で大きく成長する。


どんなに本を読んでも、どんなに研修を受けても、実践を積まなければ得た知識や技は使いものにならない。経験的にそれは間違いないと自信をもって言える。


昨年の今頃、ゴーシ舎長に頼んで会議の達人になるためのワークショップを開催した際、約20名の保護者が受講したにもかかわらず、保護者会でファシリテーションを活用した会議が浸透しなかったのは、受講した人たちが学んだことを実践に移す機会がなかったからだと思う。


一方、学んだことや盗んだことを実践で披露してくれた保護者もいた。
ファシリテーター養成講座を私と一緒に受講したOさんは、研修会や会議で早速ファシリテーショングラフィック(ファシグラ)を実践した。すでに私を超えていた。
絵が特異なUさんは、私の新しい会議のやりかたに刺激され、学習会でみごとなファシグラを披露してくれた。


そういう実践を体験した人は必ず成長している。


今年のPTA運営。
ファシリテーション実践者を増やすこと。


それが私の目標。