「弁当の日」の歌


夕刻、家族で福岡市のライブハウスへ。一里塚歌劇団の福岡初ライブ演奏(http://dancho.honsom.com/?day=20080803)を聞いた。ロックのライブなんて生まれて初めての経験だ。


団長の曲はタイトルが面白い。


「遠くの空はうわのそら」
「涙の同点ホームラン」
「熱しやすく冷めにくい恋」
 ………


曲名が紹介されると、会場からどっと笑いが湧く。


団長たちと一緒に歌って踊ってあっという間に2時間が過ぎる。


そして、鳴り止まない拍手に応えてのアンコールは……


「弁当の日」の歌!


福岡で、九大で、出会った人たちのために、この日のために作った歌だ。
弁当の日を知る人たちから歓声が上がる。
うちの娘たちも私の顔をみながら笑っていた。



いつも作ってもらってるけど
自分で作ったよ
今日は弁当の日
みんなで食べる日


にくじゃが ころっけ たまごやき
早起きして作ったよ


おいしいね おいしいね
みんなの声がこだまする
やさしさ幸せ溢れ出す


おいしいね おいしいね
いただきます ごちそうさま
感謝の気持ち伝えたい


ありがとう ありがとう


おにぎり ひじき 青椒肉絲
やればできる楽しいよ


おいしいね おいしいね
みんなの声がこだまする
やさしさ幸せ溢れ出す


おいしいね おいしいね
いただきます ごちそうさま
感謝の気持ち伝えたい


ありがとう ありがとう


「僕らの曲を一曲も聞いたことない人たちが、こんなに集まってくれて、こんなに一緒に盛り上がってくれて、今夜は最高に嬉しい!」
「夢や希望なんかなくても大丈夫。ある人はラッキーなんです。若くて知識も経験も少ないのに夢なんか描けるわけないじゃん。それが普通なんです!」
「何かもやもやっとしていたら、なんでも一生懸命やること。一生懸命やれば気持ちがいい。」
と団長。


派手な衣装の中には、熱い想いと温かいメッセージが詰まっていた。うちのカミさんは、団長の虜になってしまた。


団長、最高のステージでした。ごちそうさま。


追伸:今日、娘たちが車の中で弁当の日のサビを口ずさんでいたそうです。子どもたちに受ける曲です。コミカルで温かい。