竹下先生講演 in 宗像2

先月に引き続き竹下先生が宗像で公演。
しかも、今回は我が家から歩いて3分の公民館。


今回は市の幼稚園連合会主催なので、
弁当の日のお話でなく、
幼児教育のお話し。


最初のお話は「音と言葉」。
このお話は、私は昨年の遠賀講演(http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20071212)で聴いている。
教育現場の人間として何時聞いても悩ましいお話である。


その時だった。
「今、子どもの声がしますネ。子どもが母親の気を引きたいときには、私の声でなく、母親の声を聞かせてあげる方が良いですよ。そうでないと、今話しているように、言葉を音としてしか捉えられないようになるかもしれません。空気が読めない子になりますよ。私の話しの内容は後で他の人に聞けばわかりますよ。」
と竹下先生が丁寧に子連れの親に退室を促す。


しかし、その後、その子どもの声が止むことはなかった。
会場には託児所も用意されていたのに。


私は思った。
竹下先生の言葉が音に聞こえていたのかもしれない。