カノコユリ播種イベント

まねき猫。


宗像エコバッグの販売に協力いただいているファームレストラン(http://homepage2.nifty.com/manekineko-shop/)。
そこで、宗像未来プロジェクトのママさんスタッフ、まねき猫農業塾の塾生、宗像市民環境講座の受講生、エフコープ生協の職員、総勢15名程度が集まって、カノコユリの播種を体験した。


このイベントは、エコバッグの収益でカノコユリを絶滅から救う宗像エコプロジェクトの一環。
「できるだけ早く、活動がかたちになる方が良い」というプロジェクトスタッフの声に後押しされ、今年集めた種子の一部を使って実施した。



「ユリの種子がこんなに薄くて軽いなんて………」
「大切な種子やけん、くしゃみで飛ばさんようにせんとネ。」
と、まるで大切な宝石を扱うような、ぎこちなくもやさしい手つきでカノコユリのタネが苗箱の土の上に播かれていく。


私が「タネからだと花が咲くまでに4〜5年はかかるんです。」と言うと、「え〜っ!そんなに〜。」という声が返ってくる。
それでもここに集まってくれた人たちは、今日播いたカノコユリが4〜5年先に咲くことを楽しみにしてくれている。



カノコユリの花が咲く頃、お母さんとタネを播いたこの子は小学生。
この街はどんな街になっているだろう。


宗像エコバッグを手に買い物をする市民が増えているだろうか。
カノコユリの苗を育てる里親が増えているだろうか。