物語を買う


九州地域連絡協議会の役員会へ。役員の計らいで宗像エコバッグのPRをさせて頂く。


そもそもこのエコバッグが実現したきっかけは、この協議会の会員となったこと。初めて出席した会議で私は弁当の日の取り組みを紹介した。多くの方が感動してくださった。その中にデザイナーのMさんがいた。Mさんは、弁当の日のような社会を良くする取り組みを積極的に応援したいと言われた。それがきっかけとなり、エコバッグのデザインをお願いすることになった。そんな経緯を役員のみなさんに紹介した。


さらに、このバッグがお店に置いて買ってもらうだけの商品であって欲しくないこと。商品の製作、デザイン、価格に込められた思想や物語に共感する人に買って欲しいこと。そういう消費行動によって、人と人との絆が広がる社会や、未来の子どもたちが喜んでくれる社会を作りたいこと。会員のみなさんの地域でもそんな商品をつくって欲しいこと。そういう話しをさせてもらった。


話し終わると、会議の途中であるにも関わらず、役員の方々が次々とエコバッグを買ってくださった。結局全員。三種類すべて買ってくださった人も。


想いが伝わるって素晴らしい。
共感が得られるって素晴らしい。