河東小学童保育弁当の日
先月、私はこんなことを書いた。
(http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20091204)
そして、弁当の日を知っている親でも、今回の講演で話を聞いてその意義を知ったようである。例えば……
★子どもの中学校でも弁当の日がありますが、そんなに深く考えたことはありませんでした。ですからついつい私が手伝っていました。子ども一人でお弁当を作ることがいかに大事な事かがよく分かりました。食べるもので心を育てる、奥が深いですね。いただきますは命あるものに感謝はしていましたが、これももっと奥深い…。これからは家族と一緒に食事をする時間を増やし、今回聞いたお話を少しずつ伝えてゆこうと思います。
弁当の日を待ち望んでいる方もおられる。
★子どもを産んだころに西日本新聞で「食卓の向こう側」の連載が始まりました。毎回、毎回楽しみに飲んでその都度心新たに台所に立っています。今年から河東西小でもお弁当の日を始める、と聞いていましたが、今年はまだ実践されていないので残念です。
こういうコメントを頂いた時、
モンスターPTA会長は、
「自分は、ちゃんと行動しとるやろか?」と
我が身を振り返るのである。
そして、誓うのである。
河東小学童保育の弁当の日、ちゃんと続けて行こう。
河東小6年生の弁当の日、今年もさせてもらおう。
別にさぼっていた訳ではない。
今年から保護者会副会長に就いたOさんが、
学同保育版“弁当の日”を仕切ってくださり、
今年度はすでに2回実施されていた。
しかし、半ばまかせっぱなしの状態になっており、
子どもたちの成長の様子をちゃんと見れていないのが私の反省点。
自分は行動していないのに、人前で語ることはできない。
人のふんどしで相撲はとれない。
そこで有言実行。
冬休み直前に私の超個人的な願いを聞き入れてくださり、
Oさんが年明けの弁当の日を企画してくださった。
Oさん、学童保育の指導員の皆さん、ありがとうございました。
さて、注目の子どもたちの弁当。
ちゃんと頑張っていた。
子どもの弁当は見るだけで楽しい。
そして、弁当作りを体験した子どもの素直な感想は私たち大人に遠い過去の記憶を蘇らせる。
2年前。
3個目の卵でようやく奇麗な目玉焼きをつくることができたHくん。
今でもやっぱり“目玉焼き弁当”だ。
そしてまたここにひとり。
自らの成長を噛み締めている子どもが。
その卵だけは食事の最後まで、ず〜〜〜と食べずにとっておいた。
一人前になれた証は、ず〜〜〜とそのままにしておきたいのだ。
“弁当の日”の竹下先生は言われる。
「私たち大人は、
子どもの姿に自らの過去を映し出し、
『親』になっていく。」
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