やればできる!“弁当の日”(その2)

思わず拍手したくなる朗報メールの2通目。

今週も始まりましたね。


私は、
日曜日に 飯塚で食育塾を開催して幸せな時間を過ごすことができ、
また昨日は学生80人と“弁当の日”を開催し、
嬉しい涙でいっぱいでしたよ。


あんなにしんどかった体調も、
食育の仕事に行ってからは、
脳内に愛や満足感が溢れだしてきています。


うちの(調理師専門学校の)学生たちが弁当の日の良さに驚き、
誰かの為に想いを込めて作るということを芯から学んだようです。
2人ほど寝坊して弁当を忘れてきていました。
その彼らが言いました。
「先生オレ、もう一度リベンジしたい!
もう一度、“弁当の日”をやって欲しい!!」
と懇願されました。


いつもは無表情な学生が、昨日は、感動のためかイキイキしちゃって…… 


……とメールを送ってこられたのは、料理研究家の幾田淳子先生。
現在TNCのももち浜ストアの料理コーナー”ゴーゴークッキング”にご出演されており、
“元気”オーラたっぷりの独特のキャラでたいへん人気の先生だ。
http://www.ikuta-kitchen.net/


エフコープのUさんの紹介で、
幾田淳子先生にお会いしたのは今年3月9日のこと。
人の心を育てるための食育を目指そうとされる先生は、
私たちの“弁当の日”の取り組みをとても気に入ってくださった。


それから3ヶ月余り。
ついに“弁当の日”を実現された。
実施したのは、専門学校・福岡ビジョナリーアーツのフードクリエイト学科の学生たちだ。
専門学校での“弁当の日”は初めてではないだろうか。


「またやりたい!」
「リベンジしたい!」
「いつもは無表情な学生がイキイキして……」という言葉から、
今回の“弁当の日”が彼らの心に残したものが決して小さくなかったことが伺える。
彼らは、将来、料理分野で活躍する予定の若者たち。
その彼らが、
専門学校での“弁当の日”の体験を活かし、
料理だけでなく、
料理の向こう側にある大切なものまで、
食べる人に提供できる料理人になってくれることを幾田先生は願っておられるはずだ。


幾田先生とお会いして以来、
4/11に幾田先生の“食育塾”(イリス北九州)に私がゲストとして参加したり、
http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20100411
逆に、
5/2の小ゼミ“いのちの授業”フィールドワーク(九大箱崎キャンパス元気野菜畑)に幾田先生がゲストとして参加してくださったり、
http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20100502
また、
5/24の小ゼミ“いのちの授業”特別講義(九大伊都キャンパス)にはゲスト講師として講義をしてくださったりと、
http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20100525
双方の能力を活かし合いながらのお付き合いが続いている。


「誰かのために料理を作ることが嬉しくてたまらない」


そんな若者たちを幾田先生と育てていきたい。