三たび、あいたいのにあえない


先日、話題になったチーズみそ汁。
幾田先生よりコメントを頂きました。

チーズをつかったみそ汁編

 
これはもう好みの世界です(笑)
ミスマッチというかもしれないし、合う!という人、合わない!という人様々でしょう。

 
ただ、この前トスカーナへいったとき、イタリア人が言いました。

 
このごろ、しょう油の味が好きになりました。
もっと日本の食材についてしりたいなぁ〜って。
そんな彼女を想いながら考案したのが・・イタリアンみそ汁です。
合うか、合わないか?は個人にお任せ。

 
レシピを考えるとき、誰に向けてのレシピなのかを考えます。
作ってくれたら嬉しいな〜
おいしいといってもらえたらさらに嬉しいな〜
なるべく独りよがりにならない様に気をつけています。

 
http://365杯のみそ汁.com/summer/68.html
http://365杯のみそ汁.com/spring/188.html
http://365杯のみそ汁.com/winter/114.html
ミルクみそ汁にチーズをいれてもいいです。
http://365杯のみそ汁.com/winter/319.html
 

今回、私が365日のみそ汁を出版するきっかけになったのは、ある中年男性の言葉もきっかけの一つです。


「うちの妻は結婚してから40年、毎朝同じ味噌汁の具なんです。ボクはそれが不満でもなく、ありがたくもあるわけですが、みそ汁の具にもいろいろあるんだぞと言ってみたい。」
 

また私が息子の少年ソフトボールチームの食育指導をしていたわけですが、そのときに調査(?)したらみそ汁を作らないご家庭の多いこと。その現実も知りました。
 

そんな中、練習や試合のお昼には必ず味噌ダマを作って熱々みそ汁をうちのチームのメンバーには飲ませる!と宣言してしまい、毎回毎回のみそ汁のパワーを頂きました。これまで最下位だったチームがみそ汁のおかげ(?)で県大会に行くことができました。“手前みそ”な話ですが(笑)・・そのときに、感じたことはみんな味噌汁が大好きなんだってこと。だって、毎回おかわりをしてくるものですから。
 

ええ〜い、こうなったら、毎日みそ汁を飲んでもらう啓蒙活動をするぞ!でもどういう風に? みそ汁隊でもするか?いえいえ、こうなったら、本だ!
 

願ううちに今回の企画がきました。 世界の味を代表するわが国の味噌汁。もっと身近なものにしたい。私が食育塾で子供達にごはんとみそ汁ときんぴらとひじきの煮ものがつくれる様になってもらいたいということで子供達の自立を目的に開催してます。 味噌汁がつくれなければいかん!と想ってます。今の学校でのたった1回の実習でなにができましょう? 


行動に起こせばいいんです。だから、私は家庭の中からの食育のお手伝いをしています。実践版です。


今度はおむすび365本、日本の保存食365本をだすぞ〜。それに向かって地道に努力し続けること。不変ほど、すばらしいものはない。だから私は食育塾をブームにはしません。

作り手が食べる人を想い、食べる人が作り手を想う。
料理は持ちつ持たれつ。
いのちといのちの関わり合い。


幾田先生の言葉を私はそんなふうに受けとめました。


「食育をブームにしないという」考え方にもたいへん共感しました。


幾田先生、ありがとうございました。

■7/24(土)【九州一受けたい授業】
http://f.kyuden.co.jp/event_kyushu1
元気野菜を提供。
元気野菜の試食、調理を体験できます。
(残念ながらすでに申込みを締め切りました。)

■7/25(日)【幾田先生の食育塾 at ムラカミホーム】
http://murakamihome.co.jp/?mode=syokuiku_jyuku
すてきな洋風キッチンを使って料理。
私も出演します。
只今、参加受付中。
ただし5組まで。
お早目に。

■8/20(金)【幾田淳子先生の食育塾 in 宗像(メイトム宗像)】
50名の親子を対象とした料理教室です。
詳細は近日中にこのブログでお知らせします。