マシンガントークの虜になった若者たち〜小ゼミ第1回フィールドワーク感想


後期小ゼミフィールドワークの1回目。


地球のめぐみと食育推進ネットワーク福岡生ごみ循環部会が主催する「エコライフ応援団・生ごみでおいしいやさいづくり〜まわそう、命の輪」に15名の小ゼミ生が参加した。授業の一環として。


話を聴くだけではない。
イベントの準備、運営、片付けまで、ボランティアスタッフとしてすべて手伝う。
弁当を買って、中尾慶子先生の食育弁当講座を受講し、食生活と身体の健康との関係について勉強。
吉田俊道さんが登壇される座談会にも参加し、生ゴミと農業、環境問題について勉強。


以下、元気野菜のことは一切知らずにこのイベントに参加した学生たちの感想。

中尾先生のお話がすごく楽しかったし、為になりました。ちょっと食生活を気を付けるだけで、体調、肌の調子、低体温、赤血球の状態が変わるということに驚きました。肉、油、砂糖を取りすぎるべきではないと言ったような知っているようで知らなかったことがたくさんありました。もっと長い時間中尾先生のお話が聞きたかったです。
また、座談会でも3人の先生方の普段していること、農業の話を聞けて、今まで私の知らなかった世界を知ることができました。これから、もっと知らない世界を知っていきたいと強く思いました。


今日の弁当講座ではいろいろなことが学べたと思います。
自分は低体温で代謝が悪いのですが、それは運動で改善されるものだと思っていたのであまり真剣に改善しようとはしてませんでしたが、食事で改善できるなら少しずつでもやってみようと思いました。
それと、生の人参の味には驚きました。
人参はちゃんと食べれますが、生だと人参の味がキツいと思う時があったのですが、今日食べた人参にはそんな味はせず、斜め向かいに座っていた女性の方に、『人参ってこんな味でしたっけ??』と聞くと、『本当の人参の味ってこれょ!!』と言っていました。スーパーにもあの人参を売ってほしいと思います。


今の小学生くらいの子だと、食べ物があるのは当たり前で、自分の好きなものしか食べず、自分の健康を考えながら食べることができず、家で何度言っても分かってくれないので、弟も連れてくればよかったと思いました。食を大事にすれば優しい子になれると自分も思います。


今日のイベントのタイトルから生ゴミを肥料にするんだろうなとは思っていたけど、専用の機械を使ったりしないで竹パウダーと混ぜるだけで立派な肥料になるとは思っていませんでした。自炊しはじめて、いつも生ゴミの処理が本当に嫌いでしたが、こんな簡単な使い方があるなら生ゴミも捨てたもんじゃないなと思いました。弁当講座では、野菜は成長点や皮に栄養があるとしって、今まで平然と捨てていてもったいないことをしたと後悔です。これからはきれいに洗って皮ごと、丸ごと食べて、健康になります!


何もわからない私に、受付でお金の受け渡しまで任せてくれたスタッフの皆さんに、貴重な体験をさせていただいたことを本当に感謝しています。
また、農業の今後について自分たちに問い掛けられて初めて真剣に考えました。農業を職業にするつもりの無い、消費者の私が農業に何ができるかと言えば、今日皆さんの講演で聞いたように、有機野菜に注目する、そして自分が食べている食物の本来の姿を考え、体に良いものを取り入れるよう気をつけることであり、それがゆくゆくは有機野菜などを作っている農家の方を励ますことになると思いたいです。
次回のフィールドワークも頑張ります。


今日授業な一環としてイベントのお手伝いをさせていただいたことで初めて、さまざまな活動に多くの方が携わっていることを知りました。
普段の生活ではこのようなイベントの運営に携わるどころか参加する機会もあまりなく、今まで私が知らなかった活動に参加でき、大変貴重な体験ができたと思います。
食育弁当講座では私の普段の食生活を考えさせられ、消化に良い食事を作る習慣をつけていきたいと思いました。
これからは自分の体と食と農業の関係を考えながら生活を変えていきたいです。


今日の活動に参加してみて、普段生活している中では全く気にかけないようなことが沢山学べ、食に対する意識がすこし変わりました。
特に、弁当講座の話の中で玉ねぎのいつも捨てる部分に実は栄養が詰まっていることや、市販のダシの素は栄養が入っていないことは衝撃的でした。
また、座談会では私たちが食べている野菜の栄養が年々減少していることを知り有機野菜の重要さを痛感しました。
食の問題をこれまであまり意識したことはありませんでしたが、今回いろいろな人が食に関心をもっていろいろな活動を行っていることを知り、これから僕も食に対して真剣に考えていきたいと思いました。そしてこれからの講義や活動で得た知識を何らかの形で生かしていきたいです。


今日の体験で一番印象に残ったのは農家の人が苦労しているという点です。
苦労しているというのは抽象的なので具体化して話すと次の3点になります。
1,後継者不足
2,有機野菜をつくるのは勇気がいる
3,農地が欲しくても農業法?の制限が厳しい
1,2は座談会で3は会話の中で感じました。
1の問題は学校で習ってきたのですが2,3は知りませんでした。
座談会で2について詳しく話を聞き、そのような問題があることに驚きました。またそのことについて無知な私に厳しい法的な批判を浴びせられて、全く興味がなかった農学と法学がつながりました。
今日の体験を通して専攻(法学)だけをやるのではなく違う学問を学ぶことの重要性に気付きました。何も知らないと興味が湧きません。何も学ばないと問題に気付きません。今日のフィールドワークで初めて全学の意味を感じました。そして農業と法学が、後継者不足対策以外の内容で繋がりました。今日学んだことを活かし、もっと勉強して、農学と法学の架け橋に(もしなれなくても、そのような事実があることを知った法学者に)なりたいと思いました。


今日はじめて生ゴミを使った野菜作りについてさまざまなことを学びましたが、私の想像していたものとは違いました。
生ゴミを肥料として使ったら、虫とかがいっぱい植物について、虫くわれの多い野菜ができるんではないかと思っていましたが、座談会の話で、虫がつかない元気な野菜ができると言っていたので、とても驚きました!
私はマンションに住んでいるので、土を耕したり、広い土地を使って植物を育てたことはありませんが、プランターを使ってガーデニングミニトマトを育てたことはあります。
しかし、いつもアブラムシなどの虫にやられるため、途中放棄していました。
今日の話を聞いて、土が重要なんだとわかったので、次はぜひ生ゴミリサイクルに挑戦してみたいです!!
また、食べて学ぶ弁当講座では、食の重要さが本当に身にしみて感じることができました。
新しく知ることばかりで、驚くことばかりでした。
今日得たたくさんの知識をこれからの生活にいかしていきたいです。


私は高校の時くらいからずっと低体温で、どうしたら良いのかわからないまま今まで過ごしてきました。今日の食育講座で、食を変えれば改善されると知って、食の大切さを改めて実感しました。また、話を聞いて今後は人参などの皮を剥かずに調理しようと思いました。
座談会では、農業の大切さを学びました。私は農学部なのに農業をしたことがなく、特に農業自体に興味があるわけでもありませんでした。しかし今日、農業が日本の将来を握っているのだと知り、以前よりも興味をもつことができました。
また、見知らぬ土地で一人暮らしをしていて地元の人々と触れ合う機会などないだろうと思っていたのですが、今日スタッフの仕事を通して地元の人々と触れ合えたので良かったです。
今日学んだことを今後の授業に活かしていきたいと思います。
ありがとうございました。


今日一番印象に残ったのはお弁当を食べながらの食育講座です。私は実家生なので母が毎日ご飯を作ってくれます。毎朝絶対ちゃんとだしをとった味噌汁を作ってくれています。最近は時間がなかったり他のものを食べたりしてしまっていたのですが、今日の話を聞いて朝は母の作ってくれる味噌汁を飲もうと思いました。夜も母が作ってくれるので、外食をなるべく減らして家で食べようと思いました。今日のお弁当にあったようなメニューをよく作ってくれているので母には感謝しなければいけないと改めて気付かされました。実家を出てからが怖いですけど…。今日のお弁当を食べるとき一口30回噛むことを意識して食べていると顎が痛くなってしまって日頃自分があまり噛まずに食べてしまっているんだなと実感しました。これからは30回噛むことを意識して食べようと思います。


今日は、初めて学ぶことが多くて、とても良い経験になりました。
私は農学部なので、午後の座談会では、先生たちの考えを聴くことで 、色々なことを考えることが出来たので、とてもためになりました。 
小学生などに食育をしても、やはり家でご飯を作るのは親である家庭が多いと思うので、今回、小さい子供さんと一緒に参加していらっしゃる方々が多かったことが、とても素晴らしいなと感じました。また、そのような考え方を持ち、一緒に頑張っていける方々が増えていくよう、今回の体験をきっかけとして、自分も頑張っていこうと思いました。貴重な体験をさせていただき有難うございました。

 
今日は特に中尾先生のお話が印象に残りました。
今の食生活がいかに乱れているか痛感した授業でした。
ドロドロの血液の映像を見たときは、自分の血液もこんな風になっているかもしれない、とゾッとしました。
学食などでもついつい、肉料理を頼んでしまいますが、なるべく消化のいい豆や魚を食べるように気をつけたいと思います。
また、毎朝お味噌汁をとることを習慣づけ、ダシにもこだわって是非とびうおのダシを使いたいと思いました。
将来の自分の体の為にも食べるものに気を遣い、家族にも今日学んだことを話して今後につなげたいと思います。


先週の授業で"命とは?"と先生に質問された時、私は"終わりがあるもの"と答えました。それは、この世の全ての生き物には"生"があれば必ず"死"があるからです。しかし、今日の体験で命とは、生き物の間で続いていくものだという事に気がつきました。
今日、私は試食コーナーのお手伝いをさせてもらいました。試食に出されていたものは、有機野菜。どれも甘くて美味しかったです。また、無農薬という安心感もありました。それらは、生ゴミを土に戻してその土で作ったもので、その土の中にはたくさんの微生物がいることを、後の講演会で知りました。このようにして、私たち生き物は他の命を頂き、また自分も他の命に還元されているのだということ実感することができました。
今まで食べ物は食べられればそれでいい、ぐらいにしか考えていなかったので、今回の食育のイベントに参加して、自分のためにも、そして未来の子どものためにも、食を見直していけたらと思いました。
貴重な体験をさせて頂いて本当に感謝でした。ありがとうございました。


今日は準備から片付けまで本当に充実していたと思います。あまり詳しく話を聞いていなかったので、始めは少し戸惑いましたが、スタンプラリーの受付という仕事を通じていろんな方と接することができて良かったです。
また、食育弁当講座では、実際にお弁当の中身をすべて一口30回噛んで食べてみました。いかに自分が普段あまり噛んでいないか、食べ物をよく味わっていないかを痛感しました。座談では、農学部としてこれからの研究に役に立ちそうなお話を聞くことができました。大変貴重な経験だったと思います。
知識ももちろんですが、年齢関係なくスタッフ一丸となって1つのことをやり遂げたということに、達成感があります。参加して良かったです。


中尾先生、吉田さんのマシンガントークに魅了されたようだ。


“お腹畑づくり”の第一歩。