大分県にて


近々、大分県庁は食育推進条例を施行するそうです。


都道府県としては4番目。


これが絵に描いたモチにならないようにするには、これからどんな行動を起こさなければならないのか。


そんな話を先ほどまで県庁職員と夕食を取りながらやってました。


いろんなアイデアが次から次に出てきて大変有意義な時間になりました。


また、若い県庁職員たちと出会えたことも今回の収穫でした。


やらなければならない仕事をやりたい仕事に。


大分県民のために命をかけようとする方々とそんな企画を実現していきたいです。


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怒濤の一日


朝からスピード違反で捕まってしまいました。
制限速度60kmの都市高速を83kmで(苦笑。


思わぬハプニングだったけど、昨日の充実した時間を思えば大したことではありません。


昨日は、伊都キャンパス内で5つのタスクをこなした怒濤の一日でした。


午前はセンターゾーンで、福岡教育大附属小中学校の保護者と先生約90名に「いのちの授業」特別編。


お昼は、「いのちの授業」受講生と由紀デンタルクリニックのスタッフと一品持ちより「弁当の日」。


午後は、100名のゲストを伊都キャンパス生物多様性ゾーンをご案内し、それからドミトリーに戻って「いのちの授業」。


夕刻、図書館に移動し、Talking Nightで「学生の私、現在(イマ)の私〜食で変わる人生」。


よく考えると、座ったのはお昼ご飯の時だけ。


父母、教師、学生。
出会った方々からたくさんの反響を頂き、疲れも吹っ飛びました。


食でステキな人生をつかんで頂ければ幸いです。


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料理とスポーツ


昨日のK教授の弁当。


昼休み、
「先生、お昼は?」と訊くと
「今日も作ってきました」と教授。


ひとつではおかずが入らないので、
小さめの弁当箱を新たに購入したそうです。


新しい弁当箱に詰めた肉じゃがは奥様の手料理。
帰省した際にタッパーに入れ、福岡まで持って帰ったそうです。


その時のご夫婦の会話。


奥さま「あんた、どうしたの?おかずなんか詰めたりして」
教授「いや、ちょっと、弁当を作って職場に持って行くことになって・・・。退職後に料理を作れる人が一人でも多く家にいる方がいいでしょう」
奥さま「・・・」


そんな微笑ましいエピソードをお聴きしてから、340名の高校3年生への講演のために福津市に向かいました。


「大人でも料理をしない人、できない人はたくさんいます。それでも『もう遅い、無理』なんて言わずに、一からやってみようと始める人を私は見てきました。私の職場にもそういう大人がいます。


料理もスポーツも一緒。最初からうまくできるはずがない。上手なプレーヤーのプレーする姿を見て、真似して、繰り返して、成長していきます。


人生八十年。あなたたちにはこれからたくさんの時間があります。今からでも決して遅くない。


実家を巣立つ前に、一度でいいから、あなたたちのために一生懸命料理を作ってくれた人に、感謝の気持ちを込めて、あなたの手料理を振る舞ってみてください。


その手料理を食べた人はきっとこんなふうに思ってくれると思います。


『あんたを産んで良かった。あんたがおって良かった』って」


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数十年ぶりの手弁当


本日の弁当。


久々のめざし弁当もかすんでしまうほどの、思わず「すご〜〜〜い!」と叫んでしまう出来事が起こりました。


おだしバーの来店第1号のお客様となった鐘江教授が、宣言どおり、手弁当を持参されたのです。


訊けば、前日にわざわざMUJIまで出向いて弁当箱を買い、朝6時に起きて、何十年ぶりかに自分で弁当を作ったとのこと。


「いや〜、おにぎりは難しかったから、ご飯を詰めただけ。『あんた、どうしたの?』と次回妻が来たときに言われそう」と照れ隠しする教授。


もちろん、今日も“おだしバー”のお吸い物を、弁当作りを頑張った教授に振る舞わせて頂きました。


できなかったことをできる人になる。


教育者として最も大切なことを体現する先生と一緒に仕事をできる幸せを感じました。


そして、これこそが、おだしバーの底力であることを知らされたお昼休みでした。


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博士課程教育リーディングフォーラム


昨夜は飯塚市内でしばっちこと柴田真佑氏のステキな講演で涙を流しながら勉強させて頂きました。


今朝は、早くから東京へ飛び、博士課程教育リーディングフォーラムに参加。現在、学生フォーラムのひとつ「実社会課題に基づくプロジェクトワーク」を傍聴中。


学生たちの話しを聞いていると、他大学のプログラムは、グローバル化や国際化の視点から大きな経済力を持つ産業界との連携に注力した、既存の研究の延長という印象を受けます。


その点で、「地域づくりと持続可能な社会への国際連携」をコンセプトとして、様々な地域の住民や自治体との協働を通じて問題解決のプロセスに貢献することを重視し、実際に地域に入り込んで協働している決断科学プログラムは、多少、異質かもしれません。


リィーディングプログラムが社会貢献を唱うからには、主人公である地域住民に光が当たることを忘れないようにしなければならないのではと私は思います。そういう意味で、「地域づくりは人づくり」と言う昨夜の柴田さんの言葉は、国内だろうが国外だろうが、社会貢献を目指す時に共通する理念となるでしょう。


他大学にはない個性的な理念で、今後も学生たちと共に社会貢献に挑みたいと、改めて心に誓いました。


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拍手喝采される弁当


本日午後は市内の中学校で全校生徒に「いのちの授業」。


「考えてみてください。料理は、完璧であることが重要でしょうか?」と、彼らに問いかけた。


そして、別の学校の中学生が作った奇想天外な弁当の映像を紹介していく。


その意表を突く作品を見て大きな笑いが起きることはよくあること。


しかし今日は、これまでに経験したことのないことが起こった。


一つ一つの弁当にまつわるエピソードを語る度に、体育館中に響き渡るほどの拍手喝采が沸き起こったのだ。


弁当。


それは、感動の物語がぎゅっと詰め込まれた小さな玉手箱である。


終了後、司会の保護者が締めくくりの挨拶で言った。


「まるで何かのドラマを見ているようでした」


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2015年後期少人数セミナー「いのちの授業」社会人ゲストの募集


現在開講中の「いのちの授業」では、九大の1年生と交流しながら命について一緒に考えてくださる社会人を募集しています。


参加希望者は、シラバス(授業内容)をご覧の上、1)お名前、2)所属、3)希望する日、4)昼休みの一品持ち寄り「弁当の日」への参加の有無をご記入の上、facebookメッセージでお申し込みください。


シラバス掲載サイト:https://syllabus.kyushu-u.ac.jp/search/preview_new.php


10/ 7第1回 ガイダンス+プロローグ (終了) 
10/14第2回 「食」の授業…「もし、あなたが作る人なら・・・」(終了)
10/21第3回 「食」の授業…味覚の実験1「五味」
10/28第4回 「食」の授業…味覚の実験2「だし」     
11/11第5回 「食」の授業…味覚の実験3「調味料」
11/18第6回 「農」の授業…「有機野菜の不思議」吉田俊道氏(有機農家)
11/25第7回 「環境」の授業〜「人の暮らしと生物多様性」矢原徹一先生(植物生態学者)
12/2 第8回 「医」の授業…「歯科医師からみた食」 岡崎好秀先生 (小児歯科医)
12/9 第9回  「価格」の授業…「もし価格差2倍のお米だったら・・・」
12/16第10回 「食」の授業…「もし、手間をかけなかったら・・・」
 1/13第11回 「いのち」の授業…「災害から学ぶ暮らしと食」杉本めぐみ先生(防災教育専門家)
 1/20第12回 「食」の授業…「実演!糀料理の魅力」橋本恵子先生(料理研究家
 1/27第13回 「環境」の授業…「アリから学ぶ暮らしと食」村上貴弘先生(行動生態学者)
 2/3 第14回 「いのち」の授業…「もし、あなたが親になったならば・・・」


*原則として毎週水曜に実施される授業(14:50〜16:20)と一品持ち寄り「弁当の日」(12:00〜13:00)の参加のみ受け付けます。


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