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以前にも述べたように、 体験による気付きや学びを重視する少人数セミナー「いのちの授業」では 休日に実施するフィールドワークへ最低2回参加することを単位取得の条件としている。 4/24…野の花見 5/1……元気野菜 5/21…竹林伐採と、これまでに3…
本年度前期、少人数セミナーの2回目の授業。 第1回目を終えて、次のようなメールを受講生に送った。 最初の授業から1週間が経ちました。 2回目以降を受講しようかどうかを悩んだ末、 受講を決心してくれた人もいるようです。 すでに感じているとは思いま…
今日は久しぶりにPTA活動。 長女の中学校の授業参観とPTA総会に出席。 それが午後からだったので、午前中にパピヨンビオトープで作業をすることにした。 急な呼びかけにもかかわらず(毎度スミマセン)、二人の小学生と私を含め三人の保護者が集い、木…
蝶が舞い、絶滅危惧種カノコユリが自然に増える花壇「パピヨンビオトープ」に 一気に春が訪れている。 冬を耐え忍んで成長したハーブ。 日に日に伸び上がるソラマメとエンドウ豆。 畑の土の表面を覆う菌糸(通称どきん(土菌)ちゃん)。 作業の合間にくつろ…
新年度。 少人数セミナーが今日からスタート。 何度やっても第1回目の教室に入る瞬間は様々な不安が交錯する。 「何人が受講希望してくれるのだろう?」 30名を超える学生を見た瞬間、その不安は別の不安に変わった。 「全員受け入れてやりたいが、受け入…
参加者1750人。 前代未聞。 全国各地で展開されてきた弁当の日シンポジウムの中で、 最大数の聴衆が集うシンポジウムとなった。 前半、弁当の日応援団講師陣三名がそれぞれの役割を演じる。 ザビエルひろしさんの、笑いをとりつつも、さりげなく問題を提…
「絶滅危惧種カノコユリが自生できる環境を小学校の校庭に」 そんな想いで作ったパピヨンビオトープ。 春。 風に舞う八重桜の花びら。 その下で流した汗。 甘酸っぱい旬のイチゴ。 アゲハチョウのために植えたパセリとサンショウ。 夏。 日差しを受けて輝く…
「あなたはトンカツ屋に行きました。店員さんが注文を取ります。『キャベツは“千切り”ですか?それとも“角切り”ですか?』あなたはどちらを注文しますか?“千切り”を注文する人?」 (全員の手が挙がる。) 「一度でいいですから、“角切り”を注文して食べて…
前回小ゼミ。 大好評だった食育野菜マジック「“皮”こそ命」。 気を良くして今回は第2弾。 「“口”こそ命」を実施。 「これは誰でしょう?」 「………」 「左が2代将軍・徳川秀忠、右が14代将軍・徳川家茂です。……で、どちらが健康そうに見えますか?理由も言…
「いのち」とは何か。 少人数セミナーでは、この問いに対して、食、農、環境に関わる身近なことを切り口にしながら見つめていく。 その一方で、私は、自分の知識や自分の考えをできるだけ語らないようにしている。 この授業では受講生たち自らが体験し、感じ…
お母さんへ 私は生まれてきてよかったと思う。いきなりこんなこと言って何やねんと思うかもしれない。私だって今までこんなことや命、出産についてなんて真剣に考えたことがないし、意識にのぼったことはないと思う。むしろきれいごとだと思って、考えること…
お母さんへ 産んでくれてありがとう それが今お母さんに伝えたい私の気持ちです。こんなことはきっと直接は言えません。手紙でも自主的にはたぶん無理です。だから少人数セミナーで与えられたこの機会はとても貴重で、大切にしたいと思いました。 大学での少…
お父さんへ お父さん、元気にしてますか?お母さんには結構頻繁に電話するけど、お父さんにはめったにしないからすごく久しぶりだね。お母さんとの電話でわかると思うけど(声がうるさいから笑)、私は元気に生活してるから心配しないでね☆ この前はお母さん…
私の妹、◯◯◯と◯◯へ ◯◯○、◯◯、手紙を二人に書くなんて初めてやね。今回はちょっとまじめな話をしようと思う。長いけど、最後まで読んでね。 ◯◯○、◯◯、二人は今それぞれ学校に通って忙しい生活を送りよると思う。お姉ちゃんは、そんな二人の生活が充実してくれ…
お父さん、お母さんへ 今回、僕は学校で『いのちの授業』という講義を受けた。この授業では、これから生きていく中でもっとも大切なものを学んだような気がする。 例えば、まず、この間のお母さんへのインタビュー。インタビューを経て、お母さんがどれだけ…
このゼミを受講して私が一番改めて感じさせられたのは「人とのつながり」です。 最初にした遭難ゲームでは班のなかで誰も遠慮することなく自分の考えを他の人たちと言い合いながら考慮を重ねた結果、見事唯一生き残った班となり、チームワークの大切さや初め…
お母さんへ 大学に入学して早くも3カ月が過ぎました。このたった3カ月の間に、私はたくさんの出逢い、気付きがありました。そして、「自分の未熟さ」、「これからなりたい自分」といものが見えてきました。 4月の初めに福岡にやって来たとき、私に不安という…
両親へ 平成3年12月7日。雪の降る朝、僕は青森県に誕生した。僕は、生まれつき心臓に病気を患っており、産まれてからなかなか片目を開けないので、親に心配をかけたらしい。その病気のせいで、私が夜中泣き出すと抱いて揺すってくれたり、風邪や虫歯にな…
お母さんへ 大学に入って4ヶ月がすぎました。 この4ヶ月、いろいろなことがありましたが、その中で最も貴重な経験だな、と思えるのは、初めての「弁当の日」の経験でした。有機無農薬野菜作りに参加したときで、おかずのテーマは、「子供の日」でした。初…
母さんへ 母さん、俺は1つ勘違いしてたことがある。今まで俺は、『生まれてきたのは当然のこと』って心のどこかで思ってたみたい。最も、自分が生まれるまでのことなんて考えたこと無かったんやけどね・・・。九大の少人数セミナー・ 『いのちの授業』が始…
「医は食に、食は農に、農は自然に訊け」というコンセプトを4ヶ月間貫き通した。 命のことを知りたければ、食のことを。 食のことを知りたければ、農業のことを。 農業のことを知りたければ、環境のことを。 すべてはつながっている。 4ヶ月間を振り返る。…
“弁当の日”の実現を夢見るあるお母さんからメールです。 弁当の日ってとっても素敵な取組みなのに、いざやろうと思うと親御さんに説明するのって大変なのですね。月曜日に参観日&学級懇談会がありました。担任の先生は内田先生の講演会にも来て下さって“弁…
漫画を授業で読む。 「玄米せんせいの弁当箱」を90分間、真剣に読む。玄米せんせいの弁当箱 6 命の入り口 (ビッグコミックス)作者: 魚戸おさむ,北原雅紀出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/02/27メディア: コミック購入: 6人 クリック: 47回この商品を含…
「なぜ、地球上の生きものたちを守る必要があるのか」 5人の農学部教員のリレーで実施される1年生向けのこの講義で、 私は278名の受講生にそう問いかけ、 自分なりの率直な答えを出席カードの裏に書いてもらった。 「これ以上生態系のバランスを壊さない方…
植物を育てると基本的に毎日の水やりを怠れなくなる。 宗像市立河東小学校にパピヨンビオトープを創った宗像未来プロジェクトは、仕事を持つ親たちの集まり。平日の植物への水やりをどうするかが悩みだった。 小学校高学年には特別活動(特活)の一環として“…
ふくおか大地といのちの会のAPi畑に二回目の春が訪れています。好天に恵まれた畑で、小ゼミの第2回FWを実施しました。 去年のこの時期にはなかったタマネギやエンドウ、ソラマメがちょうど獲り頃。ゼミ生たちは、こうした旬の野菜の収穫、小さくした生ゴミ…
今回の佐伯市食育講演会スプリングシリーズの進歩はもうひとつある。 会場に小中学生の保護者が多いことだ。 これは、市役所企画観光部企画課S矢さんの努力によるもの。サマーシリーズで少なかった小中学生保護者の参加を促すために、管内小中学校のPTA会…
大分県佐伯市で3月3日から、「食卓の向こう側」講師陣による食育講演会「スプリングシリーズ」が全10会場で開かれる。延べ1300人が参加した昨夏の「サマーシリーズ」に続く第2弾。参加無料。「子どもが作る“弁当の日”」や、地元の料理を食べて足元…